我流かもしれないMTB整備と林道ツーリング

林道ツーリングとMTB・ロードバイク整備の個性的な日記です

フランスのMTBパーツカタログ

2012-12-23
Top Pageサイクルコラム
フランスの御土産にもらったMTBパーツカタログの雑誌。 ( 2012年12月中旬にゲット )
フランスのMTB月刊誌 「vero vert」 の増刊号のようだ。
日本でもエイ出版社よりパーツカタログが出版されていたが、コイツはちと内容が違う。
今回は、このMTBパーツカタログについてレポートする。
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フランス語の雑誌なので僕の語学力では理解度5%未満。
間違ってることをレポートするかもしれないが、その辺は御容赦を ・・・・・・・・・・・・

本の大きさは雑誌 「 MTB日和 」 と同じサイズ。
340ページと内容濃いが1ページあたりの紙が薄いので本の厚みも 「 MTB日和 」 と同じくらい。 
収録パーツは4300点と多く、ヘルメット・サングラス・リュック・ライトなどの小物は一切なく
純粋なMTBパーツのみ掲載している。



ちなみに家にあるエイ出版社のMTBパーツカタログ2006年版は298ページで収録パーツは2500点。
1ページ辺りの紙が分厚いので、みなさんも御存知の通り重くてゴツイ雑誌だ。
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※エイ出版社MTBパーツカタログは2008年度で廃盤になっている。
  2009年よりMTB&パーツカタログとなりMTB車体とパーツが合併して広く浅い内容となっている。




まず 「 vero vert 」 は巻頭特集として2013年度の各パーツ ( 10種類 ) の傾向と分析を書いている。

1. ステムとハンドル        2 ヘッドパーツ         3. フロントサスペンション
4. リアサスペンション    5. サドルとシートポスト      6. フロントディレイラーとリアディレイラー
7. クランク                    8. フロントハブとリアハブ   9. ホイール 
10. ディスクローター

以上10項目を2ページにわたって解説しており、
同じページに、それぞれの話題パーツを使用した完成車を紹介している。
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その完成車とは ・・・・・・・・・・

1. MONDRAKER Foxy XR                  2. BH Ultimate                                          3. LAPIERRE Zesty 914
4. FELT Edict9           5. SPECIALIZED Stumjumper FSR EXPERT CARBON 29          6. FOCUS Raven 650
7 . MOREWOOD Makulu                          8. GIANT Anthem XAdvanced 29                 9. CUBE Stereo Super HPC
10. SANTA CRUZ Tallboy LTC

このラインナップを見て、日本でよく耳にするメーカーとはずいぶん違う。
MONDRAKERとMOREWOODは僕自身初めて聞くメーカーだ。
BH ・ CUBE ・ SANTA CRUZ のMTBは日本ではどちらかと言えばマイナーだろう。
日本での御三家 ( キャノンデール、スペシャライズド、トレック ) で載っているのはスペシャライズドのみ。
フランスでのMTBメーカーの注目度は日本とはかなり違うようだ。



次はパーツカタログについて解説していく。
まず、この本の特色としてパーツの実測重量にこだわっているようだ。
各パーツは、必ず実測重量が記載されている。
逆に言えば、重量を測定できなかったパーツは載せてないようだ。

まずはフレーム。全部で171種類、載っている。
PC280908.jpg

あるフレームの例。
PC280909.jpg
『 6061アルミの29インチフレーム、シートチューブ径31.6ミリ、 11/2 - 11/8テーパーヘッド  』
ここまでは簡単に読み取れるだろう。

赤下線 ( Tube de selle de 450mm. Pese en taille M. ) は、
『  重量測定したのはシートチューブ450ミリのMサイズ  』  という意味だろう。

緑下線 ( Pese et vendu avec collier de selle(25g) ) は、
『  シートポストクランプの重量25グラムは含む  』 という意味だろう。

桃矢印 ( Prix moyen ) は直訳すると中間の価格という意味だが、定価ということだろうか?? 
ここはよくわからない。その次は675ユーロと書いてある。

赤矢印 ( Poids Velo Vert ) はvero vert重量、すなわち編集部実測重量だと思う。
重さは1761グラム。

紫矢印 ( P.Construct ) は Poids construct、製造者重量すなわちカタログ値のことじゃないかな。
N.C.は不明という意味かな???

このように、すべてのパーツは上記のパターンで載っている。



リアサスは31種類。
PC280919.jpg
ROCKSHOX Monarch Plus RC3 も載っている。 190 x 50mm で実測重量315グラムと記載されている。
以前、僕が計測したら314グラムだったので、ほぼ一致している。



サスペンションフォークは66種類。
PC280911.jpg
ROCKSHOXのリアサスは載っているのにサスペンションフォークは一つも載っていない。
重量計測できたフォークが1本もなかったということかな ?????



完組ホイール
PC280916.jpg
完組ホイールは日本では考えられない載せ方だ。
前後ペアではなく、まず前ホイールひとかたまりで載っており、その後のページに後ホイールが載っている。
あるホイールの前ホイールを見て、次に数ページめくって同じ種類の後ホイールを探すような要領である。
前ホイールが載っているものは後ホイールも載っているが、稀に前 or 後ホイール単独というものもある。
要は重量を測定できたものだけを載せているようだ。
前ホイールは157本、後ホイールは159本。



ディスクブレーキは74種類。
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御覧の通りキャリパー単体では載っていない。
キャリパーとブレーキレバーとホースのセット or キャリパーとブレーキレバーとホースとディスクローターの
セットで載っている。
計測したローターの大きさ、ホースの長さも書いてある。



ディスクローターは109種類。
PC280915.jpg
シマノは23種類載っている。



チェーンリングは143枚。
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写真には載せなかったが下り系MTBに必須のチェーンデバイスは全部で80種類であった。



ケーブルは24種類。
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ちなみにシマノのシフトケーブルは直径1.2ミリ、長さ2メートルで16グラムと記載されている。



ボトルゲージは72種類。
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日本ではお馴染みのミノウラは載っていない。



ステムは204種類。
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ちなみにエイ出版社のMTBパーツカタログ2006年版では93種類であった。



ハンドルは287種類。
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特にハンドル掲載数は圧巻だろう。 日本では聞いたことがないメーカーもいっぱいある。
Easton EA30 XC Flatの実測重量は228グラムと書いてある。僕の測定値と完全一致した。
ちなみにエイ出版社のMTBパーツカタログ2006年版では98種類であった。



実測重量にこだわり、パーツを組み付けた時にどれだけ重量が増えるかを想定させるMTBパーツカタログ。
さすがMTB王国フランスならではの内容だ。日本での出版を望みたいがまず無理だろうな。
過去のエイ出版社のMTBパーツカタログはヘルメットなどその他多数が含まれていたため
コイツのパーツ掲載数は実質2倍以上あると思う。
ところで海外自転車通販が流行っているが、まず最初に Wiggle や ChainReaction などの
有名サイトを開いてパーツを見つけるパターンが圧倒的に多いと思う。
このパーツカタログがあれば、先に目ぼしいパーツを探し、
それをインターネットで検索するという逆パターンも可能となり一層選択の幅が増えるんじゃないか。

本年も当ブログにご訪問いただいてありがとうございました。
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