我流かもしれないMTB整備と林道ツーリング

林道ツーリングとMTB・ロードバイク整備の個性的な日記です

瀞川氷ノ山林道 (兵庫県宍粟市) (その1)

2011-10-27
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平成23年10月16日走行



瀞川氷ノ山林道は兵庫県宍粟市・養父町・香美町にわたって通じる全長約50キロの林道である。
関西でも有数の林道であり何年か前のサイクルスポーツでも特集されていた。
全長が長く獲得標高も大きいし、迂回する舗装路も少ないので一日で走破するのは体力的に難しい。
林道は鉢伏高原の県道87号を境に南区間と北区間に分かれるので
一日目に南区間、二日目に北区間を走ることにした。

当日の走行ルート
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=a21dd7a2994f4f20c71a3d9fad45a356
瀞川氷ノ山林道の南区間を単純往復した。



林道探索の時は、いつもツーリングマップルを使うが
今回は山と高原地図 氷ノ山 鉢伏・神鍋 2011年版を使ってみた。
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メインの5万分の一の地図に瀞川氷ノ山林道がすっぽりと収まっているので買ってみた。
林道周囲の状況がよくわかるので、じっくり味わいたい人にはいいと思う。
ただ登山道がメインなので林道は細すぎて見えづらい。
老眼の人は裸眼ではまず見えないだろう。

地図をそのまま持っていくと荷物になるので、いつも通り必要な部分をコピーして持って行った。
R0015870.jpg
ペース配分と気持ちの部分で、予め海抜標高を赤ペンで記入しておいた。



中国自動車道の山崎ICを降りて国道29号を北上し、
兵庫・鳥取県境の戸倉トンネルのちょっと手前に林道の入口がある。

山崎ICから来るとこんな感じ。
R0015712.jpg

鳥取県側から来るとこんな感じ。
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車一台しか走れない橋を渡って林道に入る。
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国道には 「 国定公園氷ノ山登山口 」 という標識があるが矢印がないのでわかりにくい。
むしろ 「 やまめ茶屋 」 の看板が目印になるんじゃないか。



0.34キロ ツーリングマップルにも載っているやまめ茶屋。
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早朝なので閉まっていた。
当日の帰り、17時30分にも前を通ったが店は閉店していた。 ( 店に人は居るようであったが )
店は10時ぐらいに開いて16時ぐらいに閉まるんだろうか??
雰囲気のいい店なので一度入ってみたい。

林道沿いに登山地図があったので記録しておいた。
R0015715.jpg
この地図を見ると今走っている林道は坂ノ谷林道ということになる。



0.48キロ 通行止め。 「 1.6キロ先土砂崩れ 」 とマジックで書かれていた。
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右横には坂ノ谷国有林の看板があった。
山と高原の地図でも、今走っている林道は坂ノ谷林道と表示されている。



0.53キロ ここからダート。
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1.15キロ かなりの登り坂であった。路面はガレていて走りづらい。
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2.26キロ 崩落地点。
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道幅が狭いので普通車は無理だろう。
当日、軽のワゴン車 ( 後輪駆動の2駆 ) が通過を試みようとしてたが駆動輪が空回りして断念してた。
四駆の軽トラ or ジムニーなら通過できるんじゃないか??
もちろんバイクはOK。



2.44キロ またも崩落。
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先程の崩落地点を通過できれば、ここは問題なくクリアできるだろう。



2.48キロ 看板には羊ヶ滝入口と書いてあった。(緑印)
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林道は右カーブして橋を渡っていく。

橋から下流方向の川を眺めた。木々に覆われているので日中でも薄暗い。
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橋から上流側を眺めたが羊ヶ滝は見えなかった。少し歩かないと見えないんだろう。
やまめ茶屋からここまでは林道全体が湿っぽく、一部小川になっているところもあった。
おそらく地下水の通り道となっており、そのせいで崩れやすいのかもしれない。



3.24キロ 急勾配を登っていく。朝日が射してきた。
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4.88キロ 坂ノ谷コース登山口に到着した。左に曲がれば登山道。
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地図を記録しておいた。
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通ってきた道。
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5.42キロ 依然、路面はガレていた。
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尖った石に、平地では見ることのない大きな落ち葉。



5.53キロ やっと見渡せる場所に到着。南方向を眺めた。
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突然、6キロ前後で切り通しが出現するが写真を撮り損ねてしまう。

7.05キロ 木の葉っぱの色も少しづつよくなってきた。
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7.84キロ 見事な紅葉とまではいかないが、こういう景色を見ると林道ツーリングはやめられない。
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8.07キロ 直角に左折してダートから激坂のコンクリート舗装に変わった。
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ここから林道の様子が変わる。林道の管理者が変わるようだ。




8.42キロ ブナの観察駅に到着した。
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瀞川氷ノ山林道の観光ポイントには、それぞれ駅名がついている。

駅の看板。
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さらに拡大。
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この地図を見るとすべての駅がわかる。
国道29号の入口から8.07キロ地点までは兵庫森林管理署管理区間であることもわかる。
もしかしたら兵庫森林管理署管理区間は瀞川氷ノ山林道ではなく坂ノ谷林道なのかもしれない??



8.65キロ きれいな舗装路が出現。
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ここより氷ノ山国際スキー場までは舗装路とダート道が頻回に入れ替わる。



8.78キロ 国境の駅。
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現在では宍粟市と養父市の境界であるが、昔は播磨の国と但馬の国の国境であった。



9.56キロ 林道最高海抜地点 ( 1250m ) に到着。
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ほんとうの最高海抜地点は林道山頂駅の数十メートル手前であった。

これから降りていく林道。
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10.22キロ この付近は海抜高度が高いので紅葉のピークを過ぎた感じであった。
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本日のベストショットの一枚。



11.56キロ 道にヘビが出没。
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MTBを止めてヘビの写真を撮っていると、突然、 「 パーン 」 と風船が割れるような音が鳴った。
『 ヤバイ 』 と思いながらMTBに戻ってみるとタイヤのサイドウォールが裂け、
そこからヘルニア様にチューブが飛び出て破裂したようだ。
R0015753_20111019224944.jpg
R0015752_20111019224944.jpg
チューブは5ミリ大の穴が開いており再生不可能。
サイドウォールが裂けるのは全くの想定外だったので、どうしようか途方にくれてしまった。
そのまま替えチューブを付ければ破裂するのは目に見えてる。
サイドウォールの穴に何かを当てなければならない。
で、破れて使いもにならないチューブを当てることにした。
しかしチューブを適当な長さにカットしなければならない。
もちろんハサミはない。
どうしようか考えて、辺りを見回してみると杭に錆びた針金が巻いてあった。
針金を外すことはできなかったが、針金の先端でチューブに穴を開けることができた。
カットしたいラインに沿って数箇所に穴を開け、チューブを引っ張ってみると簡単にちぎることができた。
そしてチューブを三つ折にして当てることにした。
R0015754_20111019225001.jpg

タイヤに空気を入れてみたが、なんとかいけそうだ。
R0015756_20111019225001.jpg
さらに裂け目が拡がったら恐いので空気圧は低めの25psiにセットした。

一方、パンク修理に夢中であったが、あれ以来、ヘビは静止したまま。
おかしいと思い、棒で軽く突いても動かない。死んでるようだ。
車に踏まれた様子は全くなかったんだが ・・・・・・・・・・
このままでは車にペシャンコにされるので道路の端に退けておいた。



12.24キロ 横行渓谷終着駅に到着。右の道に行けば林道横行線。
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林道最高海抜地点よりここまでは下りであったが、この先の氷ノ山中央駅までは登り坂になる。



13.42キロ 氷ノ山中央駅に到着。ここで林道はヘアピンカーブを描いていく。
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ここから氷ノ山に登るのが一番楽なようだ。登山客の車が十数台駐車していた。

ここの駐車場から北方向を眺めた。 赤印は鉢伏山 ( 1221m ) 。 ピンク印は蘇武岳 ( 1074m ) 。
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西方向には氷ノ山 ( 1510m ) 。
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「 モッコリ 」 してないか恐る恐るタイヤをチェックしたが大丈夫なようだ。
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今回も替タイヤは持ってきてないので、このタイヤに明日も頑張ってもらうしかない。



14.81キロ 氷ノ山中央駅より本日の目的地・県道87号まで、ほぼ下り坂。
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ブナ・ミズナラの林を下っていった。



15.43キロ 舗装路が続くかなと思ったらダートに変わったりする。
最初は記録していたが何回も入れ替わるので途中でやめた。
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15.91キロ 湿地環境守ろう駅に到着。
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17.37キロ 降りてくると広葉樹の中に針葉樹が混じってきた。
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18.62キロ 右に曲がれば林道鵜縄線。
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19.35キロ 交流の森駅に到着した。
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だっだ広い広場であった。



20.68キロ さらに下っていった。
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21.22キロ コイツ ( ロードローラー ) が道路整備してくれるんだな。
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21.55キロ 氷ノ山国際スキー場に到着。ここから県道87号まで完全舗装路。
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通ってきた道。
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22.70キロ 下り坂は続く。
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23.75キロ 福定親水公園駅に到着。
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ここも氷ノ山登山の玄関になるようだ。



25.00キロ 県道87号との交差点に到着した。ここが瀞川氷ノ山林道の南区間の終点である。
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瀞川氷ノ山林道は、ここで180度折り返して続いていく。
折り返して通る道が県道87号である。

反対側から見るとこんな感じ。奥に林道の立派な看板が立っていた。
R0015780.jpg



もう一つ誤算が ・・・・・・・・・

県道87号との交差点の集落、福定にて昼飯を摂るつもりであったが飲食店がない。
おまけに食料品などの雑貨店もない。
付近を歩いているオバチャンに効いたら、約10キロ下った国道9号線まで行かないと店がないとのこと。
この日は国道29号の車のデポ地点に戻らなければならないので、とてもそんなところまでは行けない。
ということで昼飯は抜かざるおえなくなってしまった。
IMG_1880.jpg
帰りの氷ノ山国際スキー場の自販機にて、コーラー500cc、カフェオーレ250ccが唯一の摂取カロリーとなった。
あとは湧き水で飢えをしのいだ。



◎まとめ
平成23年10月16日
走行距離 52.00km
走行時間 5時間58分06秒
平均速度 8.7km/h
最高速度 34.8km/h

本日、通行止めのロープが張ってあったのは国道29号入口から0.48キロ地点のみであった。
2.26キロの崩落地点はジムニーでなんとか行けるくらいだろう。普通乗用車は無理。
その他、数箇所に通行止めの看板があったがロープは張っておらず、
8.42キロ地点の 「 ブナの観察駅 」 より北側区間は、そこそこの数の4輪が入ってきてた。
国道29号の林道入口より8.07キロ地点まではガレている。
それ以降は整備された観光林道という雰囲気だ。

その2につづく http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-228.html

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お疲れ様でした。

いろいろとアクシデントがあって大変でしたね。
サイドカットには、パンク修理用のパッチをあてるのも一つの方法かと。
続きを楽しみにしてます。

サイクロンさんへ

こんばんわ。
なるほどパンク修理のパッチですか!!
でも、今までにこれだけガレ場を走ってサイドカットしなかったのは単に運がいいだけだったかもしれません。
これからは、サイドカットの準備をしっかりしたいと思います。

MTBで氷ノ山(南)

いつも参考になる林道レポート感謝です。
今回も同ルートをMTBで走りました。本ダートのピストンは辛そうだったので、天滝方面から周回しました。
http://bromoguanosine.blog.jp/archives/52018494.html
中国ブロック近辺の林道は未走なのでこれから開拓していきます。

ブロモさんへ

ブロモさんの脚力と29er・スペチャライズドカーボンバイクであれば、
ダート道のピストン往復も十分可能かと・・・
次回は是非、北側の氷ノ山林道を制して下さい。

サイドカットはつらいよ

氷ノ山北部、扇ノ山など林道が多数あって面白そうですね。
私も先日サイドカットで自走不能になり、辛かったです。
http://bromoguanosine.blog.jp/archives/52017685.html
トラブル対策不足の自業自得ですが・・。今は万全の装備です。

ブロモさんへ

MTBタイヤのサイドはどうしても弱いですね。
ただ、長距離の林道を単独で走るなら、超軽量タイヤではなくある程度の重さのあるタイヤの方がいいと思います。
どうしても超軽量タイヤはサイドが薄くできているので、カットしやすいですね。この頃は常にタイヤの軽量化を追及してましたが、最近は信頼性重視で、ある程度の重さのあるタイヤを使っています。

軽量化に対するリスク

本格ダートを走行するならタイヤもヘビータイプですよね。20㎞5時間も山中を走破不能になったMTBを押し歩きしながら、そればかり考えていました。でも余りに重いタイヤはヒルクラや舗装路での走行性が低下するので難しいところです。
昨年からスペシャのXCバイクに替えましたが、やはり段違いに楽です。ヒルクラもロードバイクに近いものがあり軽いですし、軽量のためラフダートでの押し歩きも苦になりません。代わりに落車してバイクが壊れないよう臆病なほど慎重になりましたが・・
でも、無人のダートを走っている訳ですから、その位の慎重さの方がいいですよね?

ブロモさんへ

>ヘビータイプ

極端にヘビーである必要はないと思いますが
29インチタイヤで2.2インチ幅であれば、
一本600グラムぐらいあったほうがいいんじゃないかと思います。
僕も過去に、レース用、決戦用とうたっているタイヤを使ったことがありますが、サイドカットはしやすいですよ!
できる限り軽く作っているので、どうしてもタイヤ全体が薄くなるんじゃないでしょうか。

>代わりに落車してバイクが壊れないよう臆病なほど慎重になりましたが・・

ほんと、それでいいと思いますよ。
単独で走ってて骨折して歩くのもできなくなり助けも呼べなければ、
マジで凍え死んじゃいますから。

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