我流かもしれないMTB整備と林道ツーリング

林道ツーリングとMTB・ロードバイク整備の個性的な日記です

護摩檀山今西林道 (奈良県十津川村)(その2)

2014-06-14
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走行日 2014年5月24日



護摩檀山今西林道 (その1)猪笹林道 からのつづき。

護摩檀山今西林道と猪笹林道の合流点から、先日、引き返した18.51キロ地点まで急ぐ。
林道は海抜1100~1200メートル上に位置するので、
シャクナゲの群落を期待したが、この1本しか見つけることができなかった。
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18.51キロ 
午前10時6分、引き返した地点に到着。
ここから護摩山タワーまで走って護摩檀山今西林道の完全制覇を目指す。
今日は5月2日と違って体調も万全。
スムーズに走れば護摩山タワーに正午過ぎに到着するんじゃないか!
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先日、ここに停めてあったユンボはない。 どこかの林道整備に出向いているんだろう。

ちょっと先を覗くと、コンクリート舗装の急な下り坂。
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このコンクリート舗装は100メートルちょっとで途切れる。



19.11キロ 左側には林道でお馴染みの廃車が現れる。
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現行トヨタのロゴマークなので、そんなに古くはなさそう。 ちょっと残念!
しかし車内に落葉が積り、それを肥やしにヒノキ紅葉が生えていた。



20.21キロ 緩やかな直線の登り坂。 ゴロタ石が多くMTBで登るのは辛い。
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20.77キロ ここも両サイドが新緑に覆われ、緩やかな気持ちいい登り坂なんだが ・・・・・・・・・・
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御覧の通り、拳大以上の石がゴロゴロしている。 ユンボが入った形跡はない。
今日走った護摩檀山今西林道の特長として、林道の両サイドに木が生い茂り、
一見、林道はしっかり残っているように見えるが、
よくよく考えてみると、大雨時に道全体が川になって路面の土が流され石が露出し、
両サイドは木の根が張ってるため崩れにくい。 そして、このような形になったんではなかろうか。
そう考えると、年月が経つにつれ林道はますます風化していくだろう。



21.64キロ 北西側の山々が見渡せたので休憩した。
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ここも、ゴロタ石多数。 せっかくの下り坂だが万全を期すために降車せざるおえない。
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今回は、水対策として、さらに通常の75mm径のボトルゲージ ( 赤矢印 ) を新たに増設し、
リュック内にペットボトルを入れないことにした。
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個人的には、このトップチューブ・ダウンチューブ・シートチューブに囲まれた三角地帯は、
すっきり見せたいが、
水が不足しがちな林道を常々走るので、このままで行こうと思う。



22.91キロ 崖崩れ地帯。 降車して押していく。
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北西側の眺め。



23.35キロ 300~400メートル進むと、林道は西斜面から東斜面に切り替わる。
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東方向は壮大な眺め。
少し南側に向きを変えると、通ってきた林道が見える。



24.35キロ
分岐点。 左に進んでいく。 右に進む林道は国土地理院の地図にも載っていない。
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25.22キロ
新緑の木々に囲まれたフラットな区間で走りやすい。
今日の護摩檀山今西林道では、このような区間は貴重だ。
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25.30キロ
またまた崖崩れ地帯。 もちろん降車して押し歩く。
幅員は十分あるのでバイクでも楽勝だが、
万全を期すために自転車同様、押し歩いてほしい。
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25.79キロ
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水溜りには、2センチ大のオタマジャクシが無数に見られた。
数は、1000 ・・・・・・・・・・ いや10000匹以上いるんじゃないか!



25.83キロ またもや崖崩れ。
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ここから見降ろす谷底は、深いね。
北西側の景色は、広葉樹の新緑と針葉樹の混合林。



26.01キロ 右側の湧き水が滲みでる岩壁からカエルの鳴き声が聞こえる。
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2年前にツーリングした魚梁瀬ダムの最奥地で聞いたカエルの鳴き声と同じだ。

岩壁の穴を穿り返して、ついに幻のカエルを発見。
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日本のカエル (山渓ハンディ図鑑) によると 『 タゴガエル 』 という名のカエル。
伏流水の中で産卵を行うアカガエル。 人目につかないので、生態はわからないことが多いとのこと。
林道ツーリングにて色々なカエルに出遭うので、ついに買ってしまった。

この本で調べると、先程の水溜りの無数のオタマジャクシは数から考えて、
あの大きなヒキガエルの子供で間違いないだろう。



26.73キロ 100-200メートルの急坂を降りていく。
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激坂は必ずと言っていいほど、コンクリート舗装されているので今日の状況では走りやすい。



26.82キロ
ここは、稜線のど真ん中に位置する。 両サイドは急斜面で木々が生い茂って気が付きにくい。
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27.08キロ
崩落地帯。 ユンボが通れば、コンクリート道の底が確実に抜けるだろう。
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27.71キロ 少し走っては、崩落地帯が連発!
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28.18キロ 
崩落の連続地帯は終了し、28.0キロ付近より緩やかな登り坂がつづく。 ゴロタ石が多いので乗車するにはツライ状況だ。
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29.14キロ 分岐点に到着。 左に進んでいく。
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29.84キロ まだまだ続くゴロタ石の登り坂。 乗車できない。 ひたすら押していく。
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タイヤ痕は四輪ではなく、すべてバイクの跡。



29.89キロ
向こうに白い車が見えてきた。 トヨタのラッシュじゃないか。
このラッシュは、なぜか??右後輪の空気が完全に抜けており、
今日、護摩山タワーから来たのではなく、しばらくの間放置されてるようだ。
早く動かさないと、取り残されて19.11キロ地点のカローラのようになってしまう ・・・・・・・・・・・・
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そして御覧の通り、手前は崩落により道幅が1-2メートル程しかない。
ということは、護摩山タワーから4輪が進入できるのはラッシュの止まっている位置までとなる。



30.59キロ 
13時37分、分岐点が広場のようになった場所に到着。
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標識には、「 高野龍神国定公園 」 と書かれている。

通ってきた道。
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28キロ地点から続いたゴロタ石の登り坂は、ここにて終了。
正直、参った。 約2.5キロの緩やかな坂を、すべて押し歩いた。 
MTBツーリングにて、程々の押し歩き、担ぎ上げ、それはそれで楽しいが、
これほど多過ぎると憂鬱になってしまう。
自転車にとって、この坂は苦痛以外の何物でもなかった。



30.80キロ 
30.59キロ地点よりユンボが入っているようだ。 乗車してスムーズに走れる。
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両サイドには短く伐採された丸太が生理整頓され、人の気配を感じる。



31.25キロ コンクリート道の急坂。 問題なくグイグイ登る。
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31.49キロ 
ヘアピンカーブの登り坂。 ここもしっかりとユンボで固められ気持ちよく登れる。
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東側を眺めると、3年前に走った奥千丈谷林道が見える。



32.32キロ やっとゲートに到着した。
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32.56キロ この付近にて護摩檀山今西林道の最高海抜地点 ( 1340メートル ) を迎える。
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先程のゲートより高速ダート化。



33.27キロ
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木々の間から護摩山タワーが見えてきた。
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33.96キロ ゴールの護摩山タワーに到着。
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通ってきた道。
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到着時間は、なんと想定外の14時16分。
18.51キロ地点で10時過ぎだったので、12時30分迄に着くと安易に考えていたが、
想像以上に道が悪く、押し歩いてしまった。

本日のツーリングにて、ようかん2個、ハチミツは半分の75グラムを摂取。
空腹感に見舞われることなく、  『 高カロリー & 低体積 』  作戦は見事成功した。
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ハチミツはチョコレートなどと違い、大量に食べても胃がむかつかない。
サイクリング時の、実は隠れたNo.1補給食じゃないかと思わせるほどの効果があった。



15時2分、850メートルの爽快なダウンヒルにて、出発した道の駅・龍神に到着した。
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護摩檀山今西林道・18.51キロ地点 → 護摩山タワーまでの標高ログ
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護摩檀山今西林道・18.51キロ地点 → 護摩山タワーまでの速度ログ
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10キロ~12.5キロ地点まで、あの緩やかな登り坂を平均速度3.5~4.0km/hで押し歩いたことがモロバレ。

護摩山タワー → 道の駅・龍神までの標高ログ
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護摩山タワー → 道の駅・龍神までの速度ログ
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◎まとめ
平成26年5月24日

護摩檀山今西林道の総延長距離 33.96キロ ( サイコン読み )

本日の走行距離 58.06km ( サイコン読み )
本日の走行時間 4時間51分17秒
平均速度 12.0km/h
最高速度 56.1km/h

護摩檀山今西林道は総延長距離 33.96キロ と長く、
特筆すべきところは大半が稜線上にあることだろう。
これほど稜線上を走る林道は他にないんじゃないか!
景色、ワイルド度など、どれをとっても関西No.1であることは間違いないし、
全国でも有数の林道になるんじゃないかな。
見晴らし度でいえば、圧倒的に東側 ( 川津今西林道側 ) であろう。
西側も見晴らしのいい場所はあるが大半は木々に遮られ見晴らしはよくない。
その代わりと言ってはなんだが、木陰が多く、多少の水場はあるので気分的には楽だ。

今日走った 18.51キロ地点より終点の護摩山タワーまで、想像以上の悪路であった。
5月2日に時間切れ、体調不良により引き返したが、ほんと賢明な判断だったと思う。
あのまま突き進んでたらどうなっていただろうか?? ・・・・・・・・・・・・・・・・
特に18.51キロから30.59キロ地点までの12.08キロはユンボが入っておらず、
フラット以外の路面は表面の土が流出してゴロタ石が露出し、
登り降りにかかわらず自転車には辛い。
逆にバイクなら、崩落地帯以外は路肩は木々で固められ幅員は十分あるので、
トルクにものをいわせホイルスピンさせゴロタ石を蹴散らしながら登る技を楽しめるだろう。

この5月24日は、護摩山タワーから18.51キロ地点を単純往復する計画を立てたが、
この悪路を自転車で単純往復するのは並大抵でない。
獲得標高は大きくなったが、結果的に本日走った、
国道371号 → 国道425 号 → 猪笹林道 → 護摩檀山今西林道 → 護摩山タワー → 国道371号
の反時計回りコースでよかったと思う。

護摩檀山今西林道で現時点でユンボが入っていると思われる箇所は、

川津今西林道側起点 ~ 10.41キロ地点 
15.86キロ(猪笹林道合流点) ~ 18.51キロ 
30.59キロ ~ 護摩山タワー

それ以外の区間は崩落地帯が多く、現在も崩落進行中なので通しで通行できるのも後僅かな期間だろう。
危険度はそこそこあるので強くは奨めないが、御興味のある方は護摩壇山今西林道を走られてはいかがだろうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
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