昨年の春に買ったハンディGPS ・ eTrex20 であるが ・・・・・・・・・・・

Garmin GPS専門店・TKA Planet にて日本地形図25000を検討したが、
電子国土基本図にくらべ見にくいため購入は見合わせた。
その後、フリーのGarmin GPS英語版用 日本地図データを入れて使っていた。
そうこうしてるうちに、今年の4月に TKA Planet から新バージョンの日本高精密地形図が発売されたので、
再度検討することにした。
そして前々から興味のある OREGON600 の現物も見たかったので
日本高精密地形図の確認も兼ねて TKA Planet の実店舗に出向いた。
店舗にて、eTrex30 と OREGON600 に入っている日本高精密地形図(全国版)を見比べた。
(クリックすると拡大します)

まず日本高精密地形図は、以前販売されていた日本地形図25000にくらべ遥かに見やすいので即買うことにした。
上の写真は同じ地点を表示しているが、ディスプレイ解像度が大きい分、OREGON600 の方が広範囲を表示している。
( 240 x 400ピクセル ) ÷ ( 176 x 220ピクセル ) = 2.48 なので、
OREGON600 の方が、単純に2.48倍の面積の地図を表示できるということになるんだろう。
その上、今回、実際 OREGON600 を手にして、タッチパネルを OREGON が採用してるため、
eTrex30 にくらべ本体ガラス面から液晶面までの距離が小さく更に見やすい。
これは、カタログスペックだけでは計り知れない情報であり、
eTrex30 と OREGON600 の地図表示能力は、表示面積以上の差があるような気がした。
ところで地図の拡大縮小も当然OREGONのほうが早いが、
スマートフォンで Google地図を拡大縮小する速さに比べたら雲泥の差がある。
まあハンディGPS専用のCPUが搭載されており仕方ないが、
今後の改善を期待したい。
最終的に日本高精密地形図の西日本版を購入した。

地形図は microSDカードに入ってる。

eTrex20 の裏蓋を外し電池を抜く。

microSDカードをセットする。

金属ホルダーを被せ、LOCK方向(右方向)にホルダーをスライドさせ装着完了。

eTrex20 での日本高精密地形図は、こんな感じ。

セッティング完了後、eTrex20 をパソコンにUSB接続し、
日本高精密地形図に付属してる日本語化ソフトをインストールした。

左は日本語化したフォント、右はデフォルトの英語表示。


御覧の通り、英語に比べ日本語のフォントは細くて小さい。
実際には、この写真より更に見えにくい。
老眼のきつい人なら、まず見えないだろう。
僕も使いにくいので、デフォルトの英語表示に戻した。
日本高精密地形図(西日本版)のイメージファイルの容量は2GB余りあるので、
前に入れていたGarmin GPS英語版用・日本地図データー ( 容量800MB弱 ) に比べ、
拡大縮小には、更に時間がかかる。
現状では非常に使い勝手が悪いのでなんとかならないものかな。

次に日本高精密地形図、電子国土基本図、Garmin GPS英語版用 日本地図データ、
3つの地図を比べてみる。
対象ポイントは、僕がお気に入りの採石場跡。 ここにはダートや池もあり荒涼とした雰囲気の場所だ。
日本高精密地形図
( ※山の陰影が黒っぽく表現されているが、 『 Shadow Rellif →Do Not Show 』 にすれば消すことができる )

赤矢印の廃道化したダート、そして池に下っていくダート(緑矢印)も破線でキッチリと載っている。
電子国土基本図

池は載っているが廃道化ダートは載ってない。
Garmin GPS英語版用 日本地図データ

赤矢印のところに池があるはずだが、載ってない。
よって、この採石場跡に関しては圧倒的に日本高精密地形図が詳しい。
その他、参考までに富士山山頂、先日走った護摩檀山今西林道の崖又山付近、
鉾尖岳付近の日本高精密地形図もアップしておく。
以上、日本高精密地形図は以前販売された日本地形図25000より遥かに見やすいので、
十分使えるのではなかろうか。
すべての地点を見比べてないので断言できないが、
おそらく電子国土基本図より詳しく見やすいと思う。
一方、OREGON600 は eTrex に比べ大きく重く電池の持ちも悪い。
また、その大きさで、自転車への取付け箇所も制約を受けるだろう。
値段も高い。
しかし、eTerx に比べ地図の視認性はピカ一なので、
OREGON600 を使えば、日本高精密地形図のメリットが更に生かされるのではなかろうか。
OREGON600 のレビュー、そして日本高精密地形図を入れてみた へ続く
最後まで読んでいただきありがとうございました。
記事が面白かった、あるいは参考になった方はポチっとお願いします。

Garmin GPS専門店・TKA Planet にて日本地形図25000を検討したが、
電子国土基本図にくらべ見にくいため購入は見合わせた。
その後、フリーのGarmin GPS英語版用 日本地図データを入れて使っていた。
そうこうしてるうちに、今年の4月に TKA Planet から新バージョンの日本高精密地形図が発売されたので、
再度検討することにした。
そして前々から興味のある OREGON600 の現物も見たかったので
日本高精密地形図の確認も兼ねて TKA Planet の実店舗に出向いた。
店舗にて、eTrex30 と OREGON600 に入っている日本高精密地形図(全国版)を見比べた。
(クリックすると拡大します)

まず日本高精密地形図は、以前販売されていた日本地形図25000にくらべ遥かに見やすいので即買うことにした。
上の写真は同じ地点を表示しているが、ディスプレイ解像度が大きい分、OREGON600 の方が広範囲を表示している。
( 240 x 400ピクセル ) ÷ ( 176 x 220ピクセル ) = 2.48 なので、
OREGON600 の方が、単純に2.48倍の面積の地図を表示できるということになるんだろう。
その上、今回、実際 OREGON600 を手にして、タッチパネルを OREGON が採用してるため、
eTrex30 にくらべ本体ガラス面から液晶面までの距離が小さく更に見やすい。
これは、カタログスペックだけでは計り知れない情報であり、
eTrex30 と OREGON600 の地図表示能力は、表示面積以上の差があるような気がした。
ところで地図の拡大縮小も当然OREGONのほうが早いが、
スマートフォンで Google地図を拡大縮小する速さに比べたら雲泥の差がある。
まあハンディGPS専用のCPUが搭載されており仕方ないが、
今後の改善を期待したい。
最終的に日本高精密地形図の西日本版を購入した。

地形図は microSDカードに入ってる。

eTrex20 の裏蓋を外し電池を抜く。

microSDカードをセットする。

金属ホルダーを被せ、LOCK方向(右方向)にホルダーをスライドさせ装着完了。

eTrex20 での日本高精密地形図は、こんな感じ。

セッティング完了後、eTrex20 をパソコンにUSB接続し、
日本高精密地形図に付属してる日本語化ソフトをインストールした。

左は日本語化したフォント、右はデフォルトの英語表示。


御覧の通り、英語に比べ日本語のフォントは細くて小さい。
実際には、この写真より更に見えにくい。
老眼のきつい人なら、まず見えないだろう。
僕も使いにくいので、デフォルトの英語表示に戻した。
日本高精密地形図(西日本版)のイメージファイルの容量は2GB余りあるので、
前に入れていたGarmin GPS英語版用・日本地図データー ( 容量800MB弱 ) に比べ、
拡大縮小には、更に時間がかかる。
現状では非常に使い勝手が悪いのでなんとかならないものかな。

次に日本高精密地形図、電子国土基本図、Garmin GPS英語版用 日本地図データ、
3つの地図を比べてみる。
対象ポイントは、僕がお気に入りの採石場跡。 ここにはダートや池もあり荒涼とした雰囲気の場所だ。
日本高精密地形図
( ※山の陰影が黒っぽく表現されているが、 『 Shadow Rellif →Do Not Show 』 にすれば消すことができる )

赤矢印の廃道化したダート、そして池に下っていくダート(緑矢印)も破線でキッチリと載っている。
電子国土基本図

池は載っているが廃道化ダートは載ってない。
Garmin GPS英語版用 日本地図データ

赤矢印のところに池があるはずだが、載ってない。
よって、この採石場跡に関しては圧倒的に日本高精密地形図が詳しい。
その他、参考までに富士山山頂、先日走った護摩檀山今西林道の崖又山付近、
鉾尖岳付近の日本高精密地形図もアップしておく。
以上、日本高精密地形図は以前販売された日本地形図25000より遥かに見やすいので、
十分使えるのではなかろうか。
すべての地点を見比べてないので断言できないが、
おそらく電子国土基本図より詳しく見やすいと思う。
一方、OREGON600 は eTrex に比べ大きく重く電池の持ちも悪い。
また、その大きさで、自転車への取付け箇所も制約を受けるだろう。
値段も高い。
しかし、eTerx に比べ地図の視認性はピカ一なので、
OREGON600 を使えば、日本高精密地形図のメリットが更に生かされるのではなかろうか。
OREGON600 のレビュー、そして日本高精密地形図を入れてみた へ続く
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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