DEFY ADVANCED SE 2011 にシマノ11段変速ULTEGRA6800を導入することに決定したのが2013年11月。
ULTEGRA6800 のリアスプロケット幅は既存のロード10段よりも1.85ミリ大きいので、
既に販売されてた10段用のホイールは使えない。
よって新しいホイールを検討することにした。
予算から候補に挙がったのはシマノ・WH-6800 、シマノ・WH-RS81-C35 、フルクラムレーシング3・2WAY-FIT の3種類。
まず、リム高が通常より大きい35ミリの WH-RS81-C35 が候補に上がったが、
今回はチューブレスタイヤを使うので、却下した。
WH-6800 とレーシング3 の2つに絞り、実売価格 WH-6800 が30000円弱、
レーシング3 が50000円台であったので、11段入門用に無難な WH-6800 に決まりかけた矢先、
本屋さんでふと読んだサイクルスポーツ2014年1月号の特集記事・最速店長直伝に
『 フルクラムのホイールは他メーカーに比べ、全般的に回転性能がいい。レーシング3 からは上位モデル
と比べハブ構造が同じなので発展性もあります 』
と某店長の発言に刺激を受け、
急遽、気が変わりレーシング3を買うことにした。
単なる自転車雑誌の一言で気が変わるとは、自分でも意外な展開であった。
ホイールは決まり、海外通販を色々検索してみると2013年モデルで Probikekit が安い。
過去に Probikekit で買ったことはないが、円安傾向が一気に上昇する時期だったので間髪を容れず一気にポチした。
2013年11月20日に発注し12月4日に到着した。
今まで海外通販で大きな買物をした時は、すべて民間の宅配業者で到着は1週間以内であった。
今回はEMSで送られてきたため2週間もかかってしまたのかな ??・・・・・・・・・
前ホイール
後ホイール
リムは2WAY-FIT、すなわちチューブド ・ チューブレス共用なのでスポーク穴はない。
チューブを使用する場合はリムナットの台座がありスッキリする。

リム高を実測した。
赤丸印のところで前輪23.3ミリ、後輪27.3ミリであった。
あれ!! カタログ値は前輪26ミリ、後輪30ミリのはずだ。
WH-6800 より、多少、リム高が大きいということもレーシング3 を選んだ理由だが、
なんと前輪はWH-6800 の24ミリ(カタログ値)より低い!!
実は、スポーク接合部分は盛り上がっており緑丸印のところを測定するとカタログ値通りになる。
僕のようなホビーサイクリストが2-3ミリの誤差をどうのこうの言える身分でないが、ちょっとショックであった。
フルクラムのホイールを検討する時は注意が必要だろう。
おまけにリムの文字はすべてシール(赤矢印)。 さらにテンションが下がってしまった。
ハブにもフルクラムマークのシール。 こちらはリムより、さらにシール丸出しである。
スポークは前々から憧れてた “きし麺” スポーク
前ハブを真横より拡大する。
前ハブ ( 反対側 )
後ハブ (スプロケット側 )
後ハブ (反対側 )
重量を測定した。


前ホイール680グラム、後ホイール907グラムなので前後セットで1587グラム。
レーシング3 2013モデルのカタログ値は1565グラムなので実測値はやや重め。
ちなみに2014モデルのカタログ値も全く同じ1565グラムである。
クイックレリーズはペアで115グラム。
チューブレス用のバルブはペアで13.5グラム。
ホイールの振れをチェックする。
前ホイール 横振れ0.5ミリ 縦振れ1ミリ弱
後ホイール 横振れ0.5ミリ 縦振れ1ミリ弱
完組ホイールの精度としては、こんなもんでしょう。
DEFY ADVANCED SE 2011 のデフォルトのホイール、A-CLASS ALX440SL も記録をとっておく。
前ホイール
後ホイール
リム高は前輪、後輪ともに23.3ミリであった。
こちらは透明シール(赤矢印)なのでレーシング3 よりはシールぽくない。
ハブの A-CLASS の文字は塗装であった。
前ハブ
前ハブの反対側は全く同じ外観だったので写真は省略。
後ハブ (スプロケット側 )

後ハブ (反対側 )
ホイールの重量を測定した。


636+863=1499グラム
カタログ値は645+885=1530グラムなので実測値はかなり軽い。
ホイールの振れをチェックする。
前ホイール 横振れ1ミリ弱 縦振れ1ミリ弱
後ホイール 横振れ1ミリ弱 縦振れ1ミリ弱
◎まとめ
今回はNEWホイールの導入と同時にチューブレスタイヤも装着したので純粋にホイールの評価ができる環境下ではないので、
割り引いて聞いてほしい。
まず30km/h未満の速度域では、デフォルトのホイールより軽くなった気がする。
また回転がスムーズなので、まっすぐ走るような気がする。
この辺はフルクラムホイールの回転性能が良さが出てるんではないだろうか。
30km/h以上ではデフォルトのホイールと変化ないように思えた。
“きし麺” スポークによるエアロ効果を期待したが、実際には伸びないというか、
ペダルを漕ぐ感触は良いが、スピードメーターを見るとデフォルトの時と変わらないという感じかな ・・・・・・・・
まだ2週間程しか走ってないので結論は下せないが、
今のところ、のんびりツーリングには向いてるが、30-50km/hで走る鈴鹿エンデューロなんかには向いてない気がする。
関連記事 ホイール交換 (DURA-ACE WH-9000-C24-CL)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ULTEGRA6800 のリアスプロケット幅は既存のロード10段よりも1.85ミリ大きいので、
既に販売されてた10段用のホイールは使えない。
よって新しいホイールを検討することにした。
予算から候補に挙がったのはシマノ・WH-6800 、シマノ・WH-RS81-C35 、フルクラムレーシング3・2WAY-FIT の3種類。
まず、リム高が通常より大きい35ミリの WH-RS81-C35 が候補に上がったが、
今回はチューブレスタイヤを使うので、却下した。
WH-6800 とレーシング3 の2つに絞り、実売価格 WH-6800 が30000円弱、
レーシング3 が50000円台であったので、11段入門用に無難な WH-6800 に決まりかけた矢先、
本屋さんでふと読んだサイクルスポーツ2014年1月号の特集記事・最速店長直伝に
『 フルクラムのホイールは他メーカーに比べ、全般的に回転性能がいい。レーシング3 からは上位モデル
と比べハブ構造が同じなので発展性もあります 』
と某店長の発言に刺激を受け、
急遽、気が変わりレーシング3を買うことにした。
単なる自転車雑誌の一言で気が変わるとは、自分でも意外な展開であった。
ホイールは決まり、海外通販を色々検索してみると2013年モデルで Probikekit が安い。
過去に Probikekit で買ったことはないが、円安傾向が一気に上昇する時期だったので間髪を容れず一気にポチした。
2013年11月20日に発注し12月4日に到着した。
今まで海外通販で大きな買物をした時は、すべて民間の宅配業者で到着は1週間以内であった。
今回はEMSで送られてきたため2週間もかかってしまたのかな ??・・・・・・・・・



前ホイール

後ホイール

リムは2WAY-FIT、すなわちチューブド ・ チューブレス共用なのでスポーク穴はない。

チューブを使用する場合はリムナットの台座がありスッキリする。

リム高を実測した。

赤丸印のところで前輪23.3ミリ、後輪27.3ミリであった。
あれ!! カタログ値は前輪26ミリ、後輪30ミリのはずだ。
WH-6800 より、多少、リム高が大きいということもレーシング3 を選んだ理由だが、
なんと前輪はWH-6800 の24ミリ(カタログ値)より低い!!
実は、スポーク接合部分は盛り上がっており緑丸印のところを測定するとカタログ値通りになる。
僕のようなホビーサイクリストが2-3ミリの誤差をどうのこうの言える身分でないが、ちょっとショックであった。
フルクラムのホイールを検討する時は注意が必要だろう。
おまけにリムの文字はすべてシール(赤矢印)。 さらにテンションが下がってしまった。
ハブにもフルクラムマークのシール。 こちらはリムより、さらにシール丸出しである。

スポークは前々から憧れてた “きし麺” スポーク

前ハブを真横より拡大する。

前ハブ ( 反対側 )

後ハブ (スプロケット側 )


後ハブ (反対側 )

重量を測定した。




前ホイール680グラム、後ホイール907グラムなので前後セットで1587グラム。
レーシング3 2013モデルのカタログ値は1565グラムなので実測値はやや重め。
ちなみに2014モデルのカタログ値も全く同じ1565グラムである。
クイックレリーズはペアで115グラム。
チューブレス用のバルブはペアで13.5グラム。
ホイールの振れをチェックする。

前ホイール 横振れ0.5ミリ 縦振れ1ミリ弱
後ホイール 横振れ0.5ミリ 縦振れ1ミリ弱
完組ホイールの精度としては、こんなもんでしょう。
DEFY ADVANCED SE 2011 のデフォルトのホイール、A-CLASS ALX440SL も記録をとっておく。
前ホイール

後ホイール

リム高は前輪、後輪ともに23.3ミリであった。

こちらは透明シール(赤矢印)なのでレーシング3 よりはシールぽくない。
ハブの A-CLASS の文字は塗装であった。

前ハブ


前ハブの反対側は全く同じ外観だったので写真は省略。
後ハブ (スプロケット側 )


後ハブ (反対側 )

ホイールの重量を測定した。


636+863=1499グラム
カタログ値は645+885=1530グラムなので実測値はかなり軽い。
ホイールの振れをチェックする。

前ホイール 横振れ1ミリ弱 縦振れ1ミリ弱
後ホイール 横振れ1ミリ弱 縦振れ1ミリ弱
◎まとめ
今回はNEWホイールの導入と同時にチューブレスタイヤも装着したので純粋にホイールの評価ができる環境下ではないので、
割り引いて聞いてほしい。
まず30km/h未満の速度域では、デフォルトのホイールより軽くなった気がする。
また回転がスムーズなので、まっすぐ走るような気がする。
この辺はフルクラムホイールの回転性能が良さが出てるんではないだろうか。
30km/h以上ではデフォルトのホイールと変化ないように思えた。
“きし麺” スポークによるエアロ効果を期待したが、実際には伸びないというか、
ペダルを漕ぐ感触は良いが、スピードメーターを見るとデフォルトの時と変わらないという感じかな ・・・・・・・・
まだ2週間程しか走ってないので結論は下せないが、
今のところ、のんびりツーリングには向いてるが、30-50km/hで走る鈴鹿エンデューロなんかには向いてない気がする。
関連記事 ホイール交換 (DURA-ACE WH-9000-C24-CL)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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