我流かもしれないMTB整備と林道ツーリング

林道ツーリングとMTB・ロードバイク整備の個性的な日記です

NEXUS7 2013 FOMAプラスエリアに対応させてみた

2013-11-25
Top Pageパソコン、道具
今回は NEXUS7 2013 をFOMAプラスエリアに対応させ、そして検証してみた。



◎ 準備

前回、探索したFOMAプラスエリア
は家から離れていたので、
自宅付近にてFOMAプラスエリアがないか探したところ10分圏内の場所に見つけることができた。
すぐ傍にはドコモのアンテナが建っている。
PB232654.jpg
PB232661.jpg
PB232663.jpg
アンテナにFOMAプラスエリア・800MHzと表示されていればわかりやすいんだが、そんなわけないよな。



この場所でノーマル状態の NEXUS 7 2013 がFOMAプラスエリアの電波をキャッチしてないことを確認しておいた。
画面はアンドロイドアプリ・LTE Setting を使って優先ネットワーク接続の隠し設定画面を開いたところ。 
PB102584.jpg

優先ネットワーク接続をデフォルトの LTE/GSM auto(PRL)   から WCDMA only に変更したが、もちろん繋がらない。
PB102588.jpg

いつも通りアンドロイドアプリ Speedtest.net で測定しようとしたが、下の画面のままで測定できない。
PB102589.jpg




◎ 結果

NEXUS7 2013をFOMAプラスエリアに対応させる方法が、下記のサイトに書いてあったのでこの通りに作業を行った。
http://androidlover.net/tablet/nexus7-2/nexus7-2013-foma-plusarea.html
このサイトがなかったら僕の力ではFOMAプラスエリア化は無理であったろう。

作業後、NEXUS7 2013は、ばっちりとFOMAプラスエリアの電波を掴んでいる。
PB182623.jpg

Speedtest.net で通信速度を測定した。
PB212634_201311210735338d6.jpg
SIMカードはIIJmio高速モバイル・ミニマムコース。
合計6回測定した。
上半分(赤印)の測定値はクーポンON時、下半分(緑印)はクーポンOFF時(通信速度200kbps)。
測定値は左から測定日時、下り速度(Mbps)、上り速度(Mbps)、PING値(ms)。
クーポンON時の下り速度は1Mbpsちょっとだが、3G接続なので過去の例からみてもこんなもんだろう。
ただ Android 4.3.1 から 4.4 にバージョンアップしたところPING値は全体的に100ms 位短縮した。
クーポンON ・ OFF時ともに速度は十分出ているためインターネットは問題なくできる。




◎ 気付いたこと、苦労したこと

FOMAプラスエリア化にする方法はAndroidLoverさんのサイトを見れば一番分かりやすいので、
自身の作業の過程で苦労したことや気付いたことを書きとめておく。

FOMAプラスエリア化にあたってroot化が必須であり、
( root化させないと診断モードにてパソコンにNEXUS7を接続することができないため。 )
その前にパソコンにADBドライバーのインストールとAndroid SDKを導入して
adbコマンドとfastbootコマンドを使える状態にしなければならない。
ちなみに僕のデスクトップパソコンの OS は Windows7 64bit。

下の写真はコマンドプロントにてadbコマンド( adb devices )を打ち込んだところ。(イメージ写真)
PB212636_20131123212439db2.jpg
NEXUS7をパソコンにUSBデバックモードで接続し Android SDK が正常に動作すれば、
赤丸印のところに devices の番号がでてくる。



ADBドライバーをインストールして、デバイスドライバー上 NEXUS7 が認識された。
次に Android SDK のインストールが完了しコマンドプロントにて adb と入力してみた。
本来なら、たくさんの横文字 ( 色々なadbコマンド ) が現れるはずだが、現れない。
あれこれ調べてみると、デスクトップに android-sdk-windowsファイルフォルダー を置いているのに、
環境変数のPATHを  「 c:\android-sdk-windows\tools;c:\android-sdk-windows\platform-tools; 」  と
打ち込んでいたためにミスマッチを起こしていたことがわかった。
そこで android-sdk-windowsファイルフォルダー をCドライブ直下に置いたら一発で解決し、
adbコマンドが使えるようになった。

参考サイト
http://www.javadrive.jp/android/install/index3.html
http://www.hlplus.jp/android/sdk/path/

これで一件落着かと思ったが、NEXUS7をデバックモードで接続し
コマンドプロントにてadbコマンドで adb devices と入力したが devices の番号がでてこない。
比較対象として、スマートフォン・AQUOS PHONE IS13SHを引っ張り出し、
IS13SH専用のADBドライバーをインストールしてパソコンに認識させ、
デバックモードにしたIS13SHをパソコンに接続し、adbコマンドで adb devices と入力すると、
こちらはちゃんとdevicesの番号がでてくる。
IS13SHは番号がでるのにNEXUS7はでないことから Android SDK の問題ではなさそうだ。
一応、NEXUS7がデバイスマネージャー上はパソコンに認識さているが、
ここしか原因が見当たらないため対策方法がないか調べてみた。

このサイトを参考にして、
まずデバイマネージャー上で認識されている Android Composite ADB Interface のプロパティに書いてある
Vendor ID(VID) と Product ID(PID) を調べてメモに記録した。
次にグーグルからデスクトップ上にダウンロードしておいた
ADBドライバー( usb_driverファイルフォルダー )の中にある android_winusb.inf  をメモ帳で開き
[Google.NTx86]  と   [Google.NTamd64]  のそれぞれにある  ;Google Nexus 7  の Vendor ID と Product ID が
先程メモしておいた数字と較べると違っていたため、メモしておいた数字にすべて ( 合計6箇所 ) 書き直した。

android_winusb.inf
PB232666.jpg

[Google.NTx86] の Vendor ID と Product ID の修正箇所
PB232665.jpg

これでADBドライバー( usb_driverファイルフォルダー ) の修正は終わり、
この修正したドライバーのインストールを試みた。

ADBドライバー(usb_driverファイルフォルダー) の中には、
exeファイルのようなものがないので自動的にインストールできない。
マニュアルでインストールしなければならない。
よって、まずデバイスマネージャ上で認識されている Android Composite ADB Interface のプロパティ画面にて
「 ドライバーの更新 」 を試みたが、既に入っているドライバーが正常であるとパソコンが判断してるようで
書換えが始まらない。 通常の方法では無理だ。
次に、 「 ドライバーをアンインストールします(上級者用) 」 と書いてある削除ボタンを押して
アンインストールを試みるも、デバックモードでNEXUS7をパソコンに再接続すると、
削除したドライバーが自動的に再インストールされてしまう。
やみくもにこの作業を3-4回繰り返したら、
不思議なことにNEXUS7はデバイスマネージャー上で  「 ? 」  マークとなって認識されなくなり、
通常の 「 ドライバーの更新 」  にて修正した ADBドライバー( usb_driverファイルフォルダー ) を
インストールすることができた。
確認のためにadbコマンドで adb devices と入力すると今度はちゃんとdevicesの番号がでた。

結局、ADBドライバーのインストールとAndroid SDKの導入が一番苦労し、4・5日費やしてしまった。



Android SDKを導入したことで、即root化に行きたいところだが、
ここは逸る気持ちを押さえ、練習のためにファクトリーイメージ・KRT16Oを焼いてAndroid 4.4のバージョンアップを試みた。
ファクトリーイメージを焼くにあたってブートローダーを起動しなければならない。
ブートローダーを起動するにはNEXUS7本体の電源ボタンとボリュームボタンを使えば容易に起動できるが、
練習のためにadbコマンドにて adb reboot-bootloader と打ち込んで起動した。
起動後、 fastboot oem unlock と打ち込んでブートローダーをアンロックし、
あとは手順にしたがって、あっさりとAndroid 4.4にバージョンアップした。
このファクトリーイメージを焼く方法をマスターしておけば、
NEXUS7が半文鎮化した時にレスキューできるみたいなので、最初に成功させると後々落ち着いて作業ができると思う。

次にNEXUS7のroot化を行うが、マニュアルでカスタムリカバリーを入れて一つ一つやる方法と、
ツールで簡単に行う方法があるが、ここは一番簡単そうな Nexus Root Toolkit を使い容易にroot化を完了した。
PB212635.jpg



この後はAndroidLoverさんのサイトに従いながらNEXUS7のFOMAプラスエリア化がスンナリ完了!!!



Nexus7を診断モードにしてドライバをインストールするが、
下の写真の通り、LGE Android Net MTP Device だけうまくインストールされなかったが問題ない。
ちなみに僕のパソコンでは LGE AndroidNet For Diagnostics Port は COM4 であった。
PB182609.jpg



NV Items の1877番(NV_RF_BC_CONFIG_I) 、デフォルトでは 2000006e80380 であった。
PB182611.jpg
PB182612_20131124204518afd.jpg

20000ee80380 と ee80380 を試したところ、二つともFOMAプラスエリアの電波を掴むことができた。
PB182613_2013112420451956e.jpg
PB182618_2013112420451744e.jpg
ここで mzTool を使って対応周波数を調べてみる。
( イマイチ mzTool の使い方わかりませんが ・・・・・・・ )
http://ie.archive.ubuntu.com/disk1/disk1/sourceforge/m/project/project/mz/mztool/MZTL_1.2.1/
http://en.sourceforge.jp/projects/sfnet_mztool/downloads/required_dll_file/wxmsw293u_gcc_custom.dll.7z/
上記サイトより mzTool_1.2.1a.exe.7z と wxmsw293u_gcc_custom.dll.7z をダウンロード。
これらは、zip や rarファイル ではなく 7zファイル という圧縮ファイルなので
7-Zip という解凍ソフトを使って展開すると mzTool が使えるようになる。
Hexの数字を mzTool に打ち込んだ結果は以下の通り。

デフォルト 2000006e80380
[Bit_07] GSM DCS 1800 band
[Bit_08] GSM Extended GSM (E-GSM) band
[Bit_09] GSM Primary GSM (P-GSM) band
[Bit_19] GSM 850 band
[Bit_21] GSM PCS 1900 band
[Bit_22] WCDMA Band I - EUROPE JAPAN & CHINA IMT 2100 band
[Bit_23] WCDMA Band II - US PCS 1900 band
[Bit_25] WCDMA Band IV - US 1700 band
[Bit_26] WCDMA Band V - US 850 band
[Bit_49] WCDMA Band VIII - EUROPE & JAPAN 900 band

ee80380
[Bit_07] GSM DCS 1800 band
[Bit_08] GSM Extended GSM (E-GSM) band
[Bit_09] GSM Primary GSM (P-GSM) band
[Bit_19] GSM 850 band
[Bit_21] GSM PCS 1900 band
[Bit_22] WCDMA Band I - EUROPE JAPAN & CHINA IMT 2100 band
[Bit_23] WCDMA Band II - US PCS 1900 band
[Bit_25] WCDMA Band IV - US 1700 band
[Bit_26] WCDMA Band V - US 850 band
[Bit_27] WCDMA Band VI - JAPAN 800 band

200000ee80380
[Bit_07] GSM DCS 1800 band
[Bit_08] GSM Extended GSM (E-GSM) band
[Bit_09] GSM Primary GSM (P-GSM) band
[Bit_19] GSM 850 band
[Bit_21] GSM PCS 1900 band
[Bit_22] WCDMA Band I - EUROPE JAPAN & CHINA IMT 2100 band
[Bit_23] WCDMA Band II - US PCS 1900 band
[Bit_25] WCDMA Band IV - US 1700 band
[Bit_26] WCDMA Band V - US 850 band
[Bit_27] WCDMA Band VI - JAPAN 800 band
[Bit_49] WCDMA Band VIII - EUROPE & JAPAN 900 band

ee80380 では [Bit_49] WCDMA Band VIII - EUROPE & JAPAN 900 band が欠けてしまうので、
200000ee80380 を選ぶことにした。



ところでFOMAプラスエリア化の状態で LTE Setting を使って優先ネットワーク接続の隠し設定画面を開き、
GSM/UMTSバンドの設定を開けると、なぜか?? USA Band のみの選択肢が現れる。
JAPAN Band などの選択肢は現れない。
PB182627.jpg
確か、ノーマル状態のNEXUS7はGSM/UMTSバンドの設定を開くことができるが選択肢は現れなかったはず。



ここで USA Band の文字をタップすると、御覧のように 「 USA Band 成功 」 という文字が現れ、
同時にFOMAプラスエリアの電波をキャッチしなくなる。
PB182628.jpg
さらに同じ箇所をタップしたが USA Band という文字しか現れず、後戻りできない。

この状態で QPST Configuration のService Programming の設定画面を開くと御覧のように、
W-800とその他数箇所のチェックマークが抜けていた。
PB182629.jpg
理由はわからないが LTE Setting を使って優先ネットワーク接続の設定をゴチャゴチャいじると
Service Programmingの設定が変わるようだ。
Service Programmingの設定が変わってしまうと、NEXUS7を診断モードにて再接続し設定しなおさなければならない。
設定を元に戻すと再びFOMAプラスエリアの電波をキャッチするようになる。



試しに Service Programming の UMTS System 設定の電波のすべてのチェックボックスに、
チェックマークを入れてFOMAプラスエリアの電波をキャッチするかどうか試してみると
同様にFOMAプラスエリアの電波をキャッチした。
PB19263231.jpg
PB232646.jpg
なお、この状態でFOMAプラスエリア以外の電波をキャッチできるかどうかは確認してない。



これらのことから、できればデフォルトの状態で Service Programming の設定もバックアップを
とっておいたほうがいいだろう。
PB182629_20131124213232c30.jpg
Service Programming の設定項目は UMTS System 設定だけではなくオレンジ矢印のように何種類もある。
NEXUS7を診断モードで接続して Read from Phone(赤矢印) をクリックし、
次に Save to File (緑矢印)をクリックすればバックアップは取れる。
戻したい時には Load from File(紫矢印) をクリックしてバックアップしたファイルを指定し、
その後に Write to Phone をクリックすれば完全に元に戻せる。

僕の場合はService Programming初期設定とファイル名をつけてバックアップをとっておいた。
PB222639.jpg



最終的には、ノートパソコン(Windows7 64bit)にも LG United Mobile Driver と QPST をインストールして
現地で設定をあれこれ変え確認した。 結局、これが手っ取り早い。
PB232641.jpg



NEXUS7のFOMAプラスエリア化が完了した。
個人的にはADBドライバーのインストールと Android SDK の導入に苦労した。
色々調べてみると 64bit よりも 32bit Windows の方がスムーズに導入できるようだ。
後は LTE Setting を使ったGSM/UMTSバンドの設定において、
選択肢が USA Band だけではなく JAPAN Band など、その他色々な選択肢が選べれば完璧なんだが ・・・・・・・・・・
僕の力で改良させることができればいいが、とてもそんな能力はない。
ここは、また他力本願になってしまうが、さらなる優秀な人たちによって改善されることを期待しよう。

NEXUS7 2013 FOMAプラスエリアに対応させてみた ( その2 ) につづく

NEXUS7 2013 Unroot化 へ続く。

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