我流かもしれないMTB整備と林道ツーリング

林道ツーリングとMTB・ロードバイク整備の個性的な日記です

ROCKSHOX Monarch Plus RC3 のプロペダル効果について

2011-12-24
Top Page26インチMTBショック
今回は、ROCKSHOX Monarch Plus RC3 のプロペダル効果についてレポートする。



コンプレッションダイヤル・MAX の位置
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コンプレッションダイヤル・MID の位置
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コンプレッションダイヤル・MIN の位置
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上の写真のように ROCKSHOX Monarch Plus RC3 は、コンプレッションダイヤルによって
ショックの堅さを三段階に調整できる。
ただ MIN → MID → MAX と段階的に堅くなるのではなく
MIN < MID << MAX という感じでMAXが極端に堅くなる。

ショックを堅くする、つまりショック機能が働かない・ショックが沈まないようにして
登りのときにハードテイル様になりペダリングのロスを最小限にする。
これがプロペダル効果らしい。



まず舗装路の登り坂をコンプレッションダイヤルを調整しながら登ってみたが、
何回走ってみてもプロペダル効果は感じない。
舗装路ではプロペダル効果はないようだ。
次にフラットダートの長い登り坂で試してみた。
まず MIN or MID の位置で数百メートル走ってみる。
そしてMAXに切り替えて数百メートル走ってみる。
MAX に切り替えた直後から、ペダリングが劇的に楽になったとは決して感じないが、
数百メートル走ってみると
『  ちょっぴり楽になった or  疲れが幾分かましになった or  ペダルを幾分踏み込みやすい  』 という印象。

「 プロペダル 」 という言葉が醸し出す雰囲気で、
劇的にペダリングが楽になるんじゃないかと妙な期待したが、実際に感じるものは微妙なもの。
やはり登りは登りであることに変わりない。しんどいのは当たり前。
でもプロペダル効果は確実にある。
感覚的には10-15%の効率アップぐらいかな。
たかが10-15%の効率アップであるが、10-20キロのダートの登り坂において
終盤の疲れを癒してくれるだろう。

ただ、やみくもにプロペダル効果を狙ってリアショックを堅くすると、
登りの悪路でも後タイヤの接地性が悪くなり不安定になる。
現に、いつもより転倒しそうになる場面が増えたような気がする。
ROCKSHOX Monarch Plus RC3 のプロペダル機能は速い入力に対しても遅い入力に対してもガッチリと堅い。
遅い入力のみに反応するという虫のいいようなことはないようだ。
ということでフラットダートの登りではプロペダル効果を最大にして、
悪路ダートの登りの場合には、路面状況に応じて調整が必要だと思う。

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ROCKSHOX Monarch Plus RC3 取り付け編

2011-12-05
Top Page26インチMTBショック
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-237.html からのつづき。



今回は Monarch Plus RC3 取り付けについてレポートする。



まずリアショックに mount hardware を取り付けるのに、コイツが必要!!

1/2"Rear Shock Bushing Tool 2100円
http://www.giant-pa.jp/rockshox/items/rear_shock_bushing_tool.html
rear_shock_bushing_tool_m.jpg
このツールで bushing の着脱、 bushing pin の着脱を行うことができる。

実はショップに問合せてみると在庫がなく、入荷は来年の1月末になるとのこと。
とても来年の1月末までは待てない。DIYで取り付けにチャレンジしてみる。
もしだめなら、このツールを買うことにしよう!!



早速、いつものコーナンプロへ直行。
問題は直径12.6ミリの bushing pin がギリギリ通るパイプ用の物があるかどうか??
見つけることができなければ来年の1月まで装着はお預けだ。

ラッキーなことにすぐに見つけた。
内径13ミリの塩ビパイプ。



用意したものは、
HIパイプW13×100 128円
長ネジ       M8×285 73円
            M6×285 73円
ステンレス丸ワッシャー 各150円
R0016124.jpg
R0016125.jpg



作業に取り掛かる。
まずは糸鋸を使って塩ビパイプを2センチの長さに切断した。
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塩ビパイプには金属用のパイプカッターが使えないみたいなので仕方なく糸鋸を使った。
切断面が可能な限り垂直になるように丁寧に作業した。



切断した塩ビパイプに bushig pin を通してみる。
R0016130.jpg
御覧の通り、隙間は0.2ミリ未満ぐらいかな。(赤印)
これなら bushing pin を挿入の際に bushing を誤って押し出すこともなさそうだ。



まずはショック上側のアイレットに M8×35.0ミリの mount hardware を取り付ける。
下の写真のようにセッティングした。
R0016131.jpg



ここからねじ込んでいく。
R0016132.jpg
bushing pin を挿入していくと busing の内側にコーディングされたレンガ色の樹脂物質が
消しゴムの削りカスのようにボロボロと出てきた。



最初は少し抵抗があったが、bushing pin がアイレットの中に入りだすと軽い力で入っていく。
ちょうどコラムにスターファングルナットを入れる時の感触に似ている。
R0016133.jpg
bushing pin が入っていく方向は赤矢印のように一方通行である。



赤印と紫印が同じ長さになるように bushing pin の真ん中にアイレットが位置するようにしなければならない。
R0016134.jpg
一発で bushing pin の真ん中にアイレットを位置させることは難しく、どうしても行き過ぎてしまう。
行き過ぎたら、ナットを外して、反対方向にセッティングし直して再度 bushing pin を押していく。
その作業を3,4回繰り返して bushing pin の真ん中にアイレットが位置させることができた。



bushing pin に end spacer を被せて完成。
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mount hardware 取り付け後の重さは333グラムになった。
交換前の RockShox Bar 2.1 がレデューサー込みで327グラムであったので6グラムの重量増になった。



前に計算したとおり end spacer(緑印)よりも bushing pin(赤印)が僅かに突き出る。
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逆側も同じ。
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次はショック下側のアイレットに M6×22.2ミリの mount hardware を取り付けるが
その前にフレームの取り付け箇所に bushing pin がスムーズに入るかどうか現物合わせしてみた。
かなり抵抗があるなら砥石で bushing pin を削らなければならい。
R0016138.jpg
一番上の赤矢印部分では多少の抵抗があったが、
意外にも取り付けネジ部分(緑印)では、ほんの僅かな余裕があった。

デフォルトについていた RockShox Bar 2.1 の下側のレデューサーの幅は22.0ミリであり、
フレームのリアショック取り付け部分に挿入する時は多少の抵抗感があった。
しかし今回の22.2ミリ幅の bushing pin を挿入する際には僅かな余裕がある。
この原因については、
まず RockShox Bar 2.1 の下側のレデューサーのフレーム側と接触する部分の面積 ( 下の写真の赤矢印 ) が
今回挿入する bushing pin の接触面積よりも大きいこと、
そしてフレーム側のプレート ( 上の写真の紫印 ) の両サイドが完全な平行になっていないことおよび
プレート表面に微妙な凹凸があることが考えられる。
R0016140.jpg
それにしても M6×21.8ミリを選ばなくてよかった。
慎重に計測した甲斐があったというもんだ。



M6×22.2ミリの mount hardware を取り付けて完成した。
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こちらの方もリアショック上側と同様に end spacer よりも bushing pin が僅かに突き出る。
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後は上下のボルトを締めて完成。
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end spacer よりも bushing pinが僅かに突き出てるので、
指で摘みながら力ずくで end spacer が回転するかやってみたが、全く動かなかった。
end spacer は効いてるようだ。
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R0016149.jpg



サスペンションの空気圧80psi で下の写真のとおりザグをとってみた。
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ペダリング効率を調整できるコンプレッションダイヤル。 三段階調整できる。

MIN の位置。
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MID の位置。
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MAX の位置。
R0016174.jpg
それぞれの位置において、サドルに体重をかけてリアサスのしなり具合を試してみた。
MIN → MID → MAX にしたがってサスは硬くなるが、MAXの位置では極端に硬くなるような印象。
ただ硬いといっても全く動かなくなるわけではない。やはり少しは動く。
この機能は登りでは有効になるんじゃないかな。

あとコンプレッションダイヤルということなので、
このダイヤルでサスペンション内の空気圧が変化するのかな、と考えてサスペンションポンプを付けたまま、
このダイヤルを動かしてみたがサスペンションポンプの空気圧の目盛は変化しない。
ダイヤルを動かすとリザーバータンクのオイルの通路が調整されるということなのかな??



こちらはリバウンドダイヤル。

亀マーク方向に一杯回してみた状態。
R0016176.jpg

兎マーク方向に一杯回してみた状態。
R0016178.jpg



今回リアショックの交換をして感じたことは、取り付け作業自体は難しくない。
ただレデューサーのサイズを決めるには慎重な計測が必要であると感じた。

関連記事
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-192.html
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-235.html
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-237.html


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ROCKSHOX Monarch Plus RC3 を購入 ( 苦戦日記 )

2011-12-02
Top Page26インチMTBショック
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-235.html からのつづき。



日本で販売されているフルサスの完成車に付いてるリアショックは FOX 製が多い。
話は前後してややこしくなるが、KONA ONE20 deluxe のリアショックとしてFOXを検討してみたが、
FOX はネット上で取り付けマニュアルが出回ってないようだ。
一方、 ROCKSHOX の方はマニュアル ( 英語版 ) も十分に出回っており、
海外通販サイトの商品在庫数も FOX に比べ豊富である。
そういう理由で ROCKSHOX のリアショックから選ぶことにした。

KONA ONE20 deluxe のデフォルトは RockShox Bar 2.1 なので、
無難なステップアップとしては Monarch RT3 が妥当なんだが
珍しい物好きの僕としては、ここは Monarch Plus RC3 を選ぶことにした。

Monarch Plus RC3 は2012年モデルより国内のラインナップに加わったが、
海外では2011年モデルより販売されている。
KONA ONE20 deluxe のショックサイズは7.5x2.0インチ。
Monarch Plus RC3 に7.5x2.0のサイズはあるが、このサイズのみ残念ながら High Volume ではない。
また7.5x2.0のサイズは国内販売されてない。

購入するリアショックも Monarch Plus RC3 に決まったが、
お馴染みのウイグルやチェーンリアクションには売ってない。
海外サイトを色々物色して 「 Outside Outfitters 」   http://www.outsideoutfitters.com/default.aspx という店が
検索に引っかかってきた。
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サイト内を閲覧して海外発送も対応している。
値段の方も安かったので、ここで買うことにした。
Monarch RT3 も Monarch Plus RC3 も在庫はある。
ただそれらの商品名には 「 Low Tune 」 「 Mid Tune 」 「 High Tune 」 と補足が加えられている。
最初は訳がわからなかったが調べてみるとリアサスペンションのレバー比のようだ。
すなわち Low Tune はレバー比2.0-2.4、 Mid Tune は2.3-2.8、 High Tune は2.7-3.1となる。
KONA ONE20 deluxe はリアサスペンションのストロークが5インチ、
リアショック自体のストロークが2インチなので
レバー比は 5÷2=2.5 となりMid Tuneを選ぶことにした。



色々な下調べが多かったが、ようやく11月7日に Outside Outfitters のサイトから発注した。
支払いはいつものPayPalが使えなかったのでVISAカードで決済した。
なお送付方法は一番安い USPS First-Class Mail International Package を選んだ。

買物の内訳は、

Monarch Plus RT3 Mid Tune 7.5"x2.0"  $382.93
Shipping ( USPS First-Class Mail International Package )  $30.14
Total: $413.07

これで商品が来るのを待つのみ、と安心してたら
11月9日に Outside Outfitters から妙なメールが届いた。

Thanks for your order.
On many large international orders we do have a process of checking for fraud.
This is for your safety and ours. We have a verification tool that we use.
This is similar to PayPal's verification tool.
We have charged your Visa a very small amount (which will be credited back to you).
Can you please verify the small amount that we have just charged you?
We really appreciate your help,
as we are trying to ensure all safety measures for this large international purchase.



この文章を読んで、ペイパルに代わる認証として購入する意思表示を示せばいいのかな、と勝手に解釈して

>Can you please verify the small amount that we have just charged you?
OK !!  I am looking forward to getting Monarch Plus RT3 Mid Tune 7.5"x2.0".

と適当な返事をした。



すると Outside Outfitters から同じ内容のメールが来た。

We need you to verify the small amount that we have just charged you?
Then we can ship your item.




今度は Outside Outfitters からのメールをもう一度見直し辞書でちゃんと調べてみた。
『  the small amount  』  を直訳すると  『 小さな総額 』   という意味なので、
小さな総額とは、今回の買い物の総額、すなわち$413.07のことだと勝手に解釈して

I verify that you charge me $413.07.

と返事したが ・・・・・・・・



This is the amount for the products you ordered from us.
We charged you a very small amount on your credit card in addition just for security purposes.
Please verify this very small amount.

Outside Outfitters から帰ってくる返事は同じ内容。
その後1-2回やり取りをしたが全然話が進まないので、海外通販の得意な同僚がいるので聞いてみた。
しかし、彼もよくわからない ・・・・・・・・・・



最後の手段としてカード会社に電話で問い合わせてみた。
今回の英語のメールでのやり取りをグダグダとカード会社の姉さんに話してみた。
そうすると姉さんは 「 とりあえずカードが使える状態にあるのかチェックしてみます 」 と答え、
しばらくして

「 カード自体は全然問題ない。参考までに Outside Outfitters というお店から
                         11月7日付けで98円引き落とされている。 」

と教えてくれた。
ここでやっと  『   the small amount  』  とは、98円のことだったのか! ・・・・・・・ 気が付いた。
早速カード会社のインターネットIDを取得し引き落とし明細を見る。

23/11/ 8 OUTSIDE OUTFITTERS / 314-447-6200   98円 1.24ドル 換算レート79.033

Outside Outfitters から98円すなわち1.24ドルチャージされていることを確認!!
そして、今度は自信を持って Outside Outfitters に次のようなメールを送った。

Today, I asked my card company about the small amount.
The small amount is $1.24.
Please send me Monarch Plus RT3 Mid Tune 7.5"x2.0".



そうしたらすぐに Outside Outfitters から返信がきた。

Excellent!
This RC3 will be shipping out very shortly for you. Thanks again for all the help.

これでメールのやり取りは一件落着した。
カード払いの認証システムとして、お客のカードに小額の金額をチャージし、
そのチャージした金額を答えさせるというアナログ的な認証システムは、ほんと苦労させられたよな。
なお、ここまでのやりとりで10日間弱費やしてしまった。

その後、カード会社の引き落とし明細を調べてみると

23/11/16 OUTSIDE OUTFITTERS / 314-447-6200         -97円         1.24ドル 換算レート78.226
23/11/16 OUTSIDE OUTFITTERS / 314-447-6200   32,307円    413.07ドル 換算レート78.212
( ※なお決済当時の実質為替レートは76.95円近辺であった。 )

11月16日付けで、11月8日チャージされた 『  the small amount  』、 すなわち1.24ドルが返金され、
総額の413.07ドルが引き落とされた。

なお今回選んだ USPS First-Class Mail International Package は
トラッキングナンバーによる荷物追跡はできない。
商品到着まで、ちょっとヤキモキしたが無事11月26日に到着。
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さすがに今回は消費税から逃れることはできず、消費税700円と通関手数料200円を郵便局のお兄さんに払った。




到着次第、早速荷物を開けてみた。
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まずは付属品のサスペンションポンプ。
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本体は鋼鉄でできておりズッシリしている。
ちょっと使ってみたがメーターも読みやすく、
エアを入れた直後にバルブを外す際の空気漏れも非常に少ない感じ。
今まで使っていたレザインのポンプ ( http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-103.html ) より使いやすい。
ただバルブに接続した状態ではホースが回転しないのが難点かな。

あと予備のシールも付属していた。
R0016118.jpg



リアショック本体
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R0016112.jpg
R0016113.jpg
R0016116.jpg
このリアショックはサイズ表示さているるよな。



アイレットにはデフォルトで bushing が挿入済み。
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bushing の内側はレンガ色の樹脂のような物質でコーティングされていた。


上下のアイレットの幅は12.7ミリであった。
R0016119.jpgR0016120.jpg
アイレットの幅が12.7ミリなので
end spacer から bushing pin がどれだけ突出するか、あくまで計算上求めてみる。

まずは M8×35.0ミリ の mount hardware は
end spacer を二枚合わせた長さは21.2ミリであったので
35.0-21.2-12.7=1.1
1.1÷2=0.55
よって左右それぞれの end spacer から bushing pin は0.55ミリ突き出ることになる。

M6×22.2ミリ の mount hardware は
end spacerを二枚合わせた長さは8.15ミリであったので
22.2-8.15-12.7=1.35
1.35÷2=0.675
よって左右それぞれの end spacer から bushing pin は0.675ミリ突き出ることになる。



Monarch Plus RC3 の重さは314グラムであった。
R0013256122.jpg

Monarch Plus RC3 取り付け編につづく http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-236.html

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レデューサー幅の測定およびマウントを購入

2011-11-27
Top Page26インチMTBショック
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-192.html からのつづき



前回、KONA ONE20 deluxe のリアショック取り付け部分の下側の寸法を測定して
M8×35.0ミリ と M6×22.0ミリ の mount hardware を発注することにした。
しかしROCKSHOXのホームページ ( http://www.giant-pa.jp/rockshox/items/mounting_hardware.html
で調べてみると M8×35.0ミリ のサイズはあるが M6×22.0ミリ がない。
近いサイズとして M6×21.8ミリ と M6×22.2ミリ があるので、
この二つのうちのどっちかを選ばなければならない。
非常に微妙なので、リアショック取り付け部の下側をもう一度測定することにした。
R0015976.jpg
上の図の赤印、緑印、紫印の三点で寸法を測定した。

前回は、この狭いプレートの間にノギスを挿入して何回も測定したわけだが、
きっちりと垂直に測定することが難しく、測る度に0.1-0.2ミリ違ってくる。
今回は発想を変えて、下の写真のように先にノギスの長さを固定しておいて、
プレートの間にノギスを突っ込んでスムーズに通るかどうかで長さを測定した。
ちなみに下の写真は長さを22.25ミリに固定したところ。
R0015977.jpg
例えば、このノギスのツメ ( 緑矢印の間隔 ) がギリギリ通れば長さが22.25ミリということになる。
また余裕で通ればノギスの長さを0.05ミリづつ大きくして、再び突っ込んで通るかどうか判定する。
ノギスの長さが0.05ミリでも大きければ絶対通らない。

結果は赤印22.25ミリ、緑印22.20ミリ、紫印22.00ミリ ( 二つ上の写真 ) であったので
M6×21.8ミリ では若干余裕がある。
キツキツになるかもしれないが、ここは思い切ってM6×22.2ミリ を選ぶことにした。



早速、国内のショップにて M8×35.0ミリ と M6×22.2ミリ の mount hardware を発注しゲット。
R0016033.jpg
完成車ではFOX製のリアショックが多くマウントは、ほとんどの場合2ピースタイプ。
ROCKSHOXのマウントは少数派の3ピースタイプ。



こちらは M8×35.0ミリ の mount hardware
36584745.jpg
赤印の部品が end spacer、緑印が bushing pin 。

※部品の日本名がわからないので http://www.sram.com/service/rockshox/49 のマニュアルを参考にして
英語名で書いておく。



end spacer は、すべて金属でできているのではなくゴム様のリングが入っていた。
R0016035.jpg
このゴム様のリングが抵抗になるが、指にぎゅっと力を入れて end spacer に bushing pin を通すことができる。



触った感触では bushing pin はアルミ製のようだ。
R0016038.jpg
長さは34.90-34.95ミリ。直径12.6ミリであった。


二つのend spacer の合わせた長さを測定。
R0016040.jpg
21.2ミリであった。



end spacer に bushing pin を通してみた。
R0016036.jpg
何となく end spacer の直径の大きい方が外側のような気がする。
しかしROCKSHOXのマニュアル
http://www.sram.com/sites/default/files/techdocs/2011-monarch-plus-technical-manual.pdf) を見ると

「 Use your fingers to push an end spacer onto each end of the bushing pin,
                           with the large diameter side of the spacers facing the shock eyelet. 」

と書いてある。直訳すると、

「 スペーサーの直径の大きい側をショックのアイレットに向けて、ブッシングピンの両端からスペーサーを指で押し込めろ 」

と書いてあるので正解は下の写真のようだ。
R0016037.jpg



こちらは M6×22.2ミリ の mount hardware
R0016041.jpg

bushing pin の長さは22.10-22.15ミリであった。
R0016042.jpg

二つのend spacer の合わせた長さは8.15ミリであった。
R0016043.jpg



M8×35.0ミリ と M6×22.2ミリ の mount hardware の重さを測定。
R0016045.jpgR0016044.jpg



ちなみに KONA ONE20 deluxe のフレームは台湾製。
日本製ならば100分の1ミリまで精度は高いと思うが、それ以外の国の製品はアバウトだろう。
そういう意味では同じフレームでも微妙に寸法が違ってくるので、しっかりとした計測が必要だと思う。

ROCKSHOX Monarch Plus RC3 購入編につづく。 http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-237.html

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レデューサー幅の測定 ( リアショック RockShox Bar 2.1 の交換 )

2011-06-16
Top Page26インチMTBショック
今回は KONA ONE20 deluxe のリアショックRockShox Bar 2.1の交換を検討してみる。
こいつのサイズは190×51ミリ ( 7.5x2.0インチ ) なので、
新しいリアショックは同じサイズを選んだらいいわけだが
問題はマウント ( レデューサー ) の幅である。
マウントの幅はフレームによって違うので注意が必要である。
R0014436.jpg
BarシリーズはRockShoxリアショックのエントリーグレードである。
ちなみに現行モデルは Bar 2.1 ではなく Bar R。
2011年度版のRockShoxのスペアパーツカタログを見ると、Bar 2.1とBar Rは全く同じ製品で、
違うのは貼ってあるデカールだけなのか・・・・・・・・???
間違ってたらゴメン。



リアショック取り付け上部
R0014438.jpg

リアショック取り付け下部
R0014440.jpg
上下のネジを緩めてリアショック本体は簡単に外せた。
だが銀色のマウントが外せない。指に力を込めて捻るがビクともしない。
ロッキングプライヤーなどを使えば外れるかもしれないが、今回は下調べだけなのでこのままにしておく。
( 銀色のパーツ、つまりリアショックとフレームの間にある部品は、日本ではレデューサーと呼ばれているが、
海外のウェブサイトでの商品名は mount hardware と呼ばれている。 日本語に直訳すると reducer は
『 機械(配管で)径違い継手 』 となりmount hardwareは 『 金属製取り付け台 』 ということになるのかな。
日本と海外で呼び名が違うのも不思議であるが、ここではマウントと呼ぶことにする。 )



重さはマウント込みで327グラムであった。
R0014445.jpg



リアサスを外すのは初めてだったので、サスユニットがない状態でサスペンションアームが、
どれくらいの抵抗感で動くか、個人的に興味身心であった。

スイングアームが一番上に上がった状態。
R0014442.jpg
矢印部分でフレーム同士が干渉する。

スイングアームが一番下がった状態。
R0014443.jpg
リアブレーキのホースが伸びきって、これ以上動かせない。
言葉で言い表すのは難しいが、剛性感はあるが極めてスムーズ。横方向のガタも全くない。
自分が想像してたよりも抵抗感は少ない。これなら問題なさそうだ。



念のためリアサスの取り付けネジの寸法をチェックしておく。
R0014455.jpg
左側が上側のネジ、左側が下側のネジ。ちなみに上側は8ミリ ( 実際は7.7ミリ ) 、
下側は6ミリ ( 実際は5.7ミリ ) のネジである。

左側 青・・・66.7ミリ 緑・・・58.0ミリ 紫・・・8.7ミリ
右側 青・・・38.7ミリ 緑・・・32.9ミリ 紫・・・5.8ミリ

近くのコーナンプロに全く同じようなネジが売っていた。これなら紛失しても困らないだろう。



RockShoxの現行の純正 mount hardware は3ピースなので、
僕のBar 2.1 の mount hardware も3ピースだと思い込んでいたが、
こいつはもしかして2ピース。
その証として真ん中に継ぎ目(オレンジ矢印)が見える。
R0014456.jpg
ちなみに mount の外径は15.5ミリであった。

3ピースと2ピースの mount hardware のイメージ写真をそれぞれ載せておく。
6658723.jpgkaz1jz-img600x449-13071985384gr2ce44105.jpg




さて、これから今回の一番の目的、マウントの寸法を計測していく。
なお測定器具はノギスを使い、測る度に値が0.1-0.2ミリ違うので最小値で較べる事にした。

リアショックの上側を測定する。
R0014458.jpg
まずアイレットの幅は公称12ミリであるが、実際には11.8ミリであった。(緑矢印)
アイレットの両サイドには、bushing が微かにみえる。(桃矢印)
bushing はアイレットに完全に収まるものだと思い込んでいたが、コイツは微妙にはみ出していた。
マウントの幅は35.0ミリであった。(青矢印)

リアショックの下側を測定する。
R0014448.jpg
こちらもアイレットの幅は11.8ミリであった。(緑矢印)
bushing の両サイドはみだしていた。
マウント幅は22.0ミリであった。(青矢印)




次にサスペンションアーム側を測定する。
まず上側は34.6ミリであった。
R0014454.jpg

下側は22.1ミリであった。
R0014450.jpg



リアショック側とサスペンションアーム側の寸法を測定して、なんとなく読めてきたな!!
まず取り付け部上側であるが、サスペンションアーム側の方が0.4ミリ小さい。
実際、取り付ける際には、取り付け部のサスペンションアームを横方向に力を入れて
手で拡げなければ入らなかった。
この箇所は片側が開いているので多少の寸法違いでも手の力で拡げることができる。
もちろん0.1ミリの誤差もない方がいいに決まっているが、横方向の剛性を確保するためにも
何の抵抗もなくスムーズに入るよりは、サスペンションアームを拡げて入れるほうがいいんじゃないかな。
最終的に取り付けネジにて結構なトルクで締め付けるので、この部分に多少抵抗があっても問題ないだろう。

取り付け部下側であるが、こちらはサスペンションアーム側が0.1ミリ大きい。
実際に取り付ける際には、0.1ミリ大きいにもかかわらず多少の抵抗感があった。
こちら側は両サイドがっちりとフレームに溶接されているので手で拡げることはできない。
0.1ミリでもサスペンションアーム側が小さかったら入らないだろう。
逆にサスペンションアーム側が余裕で大きいときには、
ネジ止めした時にフレームに溶接された金具が、しなることになるので、それも避けたいよな!
そういう意味ではシビアな寸法合わせが必要だと思う。

これで発注する mount hardware の寸法は決まった。
M8×35.0ミリとM6×22.0ミリの1セットづつ。
ただ取り付け部下側は微妙なので、最終的に現物合わせをして、
追加でマウントを削ったりしなければならないかもしれない。

http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-235.html につづく。

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マルゾッキ(Marzocchi)サスペンションフォークの交換(完成編) 

2011-02-13
Top Page26インチMTBショック
Marzocchi Corsa SL LR の分解・調整からの続き http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-164.html



前のサスペンションフォーク(ROCKSHOK DART2)を外した時の、
下ワンよりタイヤ側の部品 左から順番に下玉押し、スペーサー、ベアリング。
写っている側がハンドル方向。
R0013396.jpg
ヘッドパーツの分解は慣れてないので、部品挿入の向き、順番を忘れてしまう。
初歩的なミスを起こさないために記録しておいた。



下玉押しを打ち込んだサスペンションフォーク( Marzocchi Corsa SL LR )に、
スペーサー、ベアリングの順番で載せていく。
R0013560.jpg
そしてグリスを塗っておく。



サスペンションフォークをフレームにとおしたところ。
R0013561.jpg



ハンドルを付けた。
R0013562.jpg
後はディスクブレーキ、サイクルコンピューターのセンサーなど付ける。



やっと完成した。
R0013585.jpg
家の付近は舗装路しかないが、歩道のつなぎ目・マンホールの上などを走ってみると、
前の ROCKSHOK DART2 との違いは歴然だ。
ROCKSHOK DART2 はエアではなくコイルスプリングなので、
体重に合わせたスプリング調整はできなかったが、それを差し引いても性能の差はあると思う。
もちろん道路の凸部分はスムーズに衝撃を吸収してくれるが、
凹部分を通過する際、サスペンションからフォークが地面に向かって突き出る感触・・・・・・
この感触は ROCKSHOK DART2 では全くなかった。
今までエントリーモデルのサスペンションフォークしか使ったことがなかったが、
中級モデル( Marzocchi Corsa SL LR )でもこんなに違うとは。
おまけにサスペンションフォーク自体の重量が約1キロ軽くなった。
悪路でMTBを担ぎ上げたりすることが多いので負担も大いに減るだろう。

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サスペンションフォーク(Marzocchi Corsa SL LR) の分解・調整

2011-02-12
Top Page26インチMTBショック
マルゾッキサスペンションフォークの交換(その2)からの続き
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-163.html



Marzocchi Corsa SL LR に唯一ついていた付属品はスペーサー、1個のみであった。
R0013425.jpg
こいつを使用してデフォルトの100ミリストロークから120ミリにアップさせなければならない。



後々のために、最初にデフォルトのストロークの長さを記録しておく。
R0013525.jpg
105ミリであった。



まずはエア側。キャップを外して、必ずエアを抜いておく。
分解の前にエアを抜かないと大変なことになる。
R0013528.jpg
エアバルブは24ミリのソケットで外れた。



ダンパー側。まず、薄いプラスチックのヘラを使ってロックアウトレバーを取り外す。
こちら側26-27ミリ。適合するソケットがなかったのでモンキーレンチで外した。
R0013529.jpg



エア側のボトム。
R0013551.jpg
ここも適合するソケットがなかったので5ミリのアーレンキーで外した。
そのままでは、てこの力が使えないのでアーレンキーをペンチでつかんで外した。



手間取ったのはダンパー側のボトム。
R0013527.jpg
たぶんリバウンド調整ダイヤルを引っ張ると外れると見込んだんだが、頑張っても外れない。



ペンチで挟んで思いっきり引くと、リバウンド調整ダイヤルのみ外れた。
写真はリバウンド調整ダイヤルを外したところ。
R0013554.jpg
真ん中にピンらしきものが写っている。



ピンはラジオペンチで掴んで引っ張ると簡単に外れた。
R0013552.jpg
エア側と同じく5ミリアーレンキーで緩めた。



先程、取り外したピン。
R0013553.jpg
矢印のところに接着剤らしきものが付着している。
本来は、このピンとリバウンドダイヤルが接着剤によって引っ付いたようだ。
今回は無理に外してしまみたいだ。ちょっと失敗したかも。
リバウンドダイヤルを、右か左か、どちらか一方的に回した状態で引っ張ると
簡単に外れるのかもしれない。この辺はマニュアルがあればいいんだが。
残念ながらマルゾッキのマニュアルは公開されてない。



これで完全分解できるかと思ったが、ボトム側の部品が外れない。
エア側、ダンパー側のボトムのパーツは固着してるようだ。
R0013550.jpg
先程外したネジをもう一度装着し、軽く締めてから、時計反対回り3回転ほど緩めた状態で、
写真のようにプラスチックハンマーで軽く叩くと固着がとれた。



サスペンションオイルが出てくるので廃油受けを用意する。
R0013531.jpg



エア側のアウターチューブとインナーチューブの間にゴムの部品が嵌っていたので、
忘れないように記録しておく。
R0013532.jpgR0013533.jpg



サスペンションフォークの分解は大変な作業だ。ご覧の通り散らかしてしまい丸一日かかってしまった。
R0013534.jpg



各パーツの写真。赤印がエア側。ピンク印がダンパー側。
R0013535.jpg
R0013536.jpg

エア側のパーツ。
Marzocchi Corsa SL LR はネガティブエアーではなくネガティブスプリング。
赤印がネガティブスプリング。
R0013537.jpg

ダンパー側のパーツ。
R0013538.jpg



消耗パーツらしきものをチェックしておく。まずはエア側から。上から順番に・・・・・
エアバルブ。
R0013543.jpg

エアシャフトアッシー
R0013544.jpg

アウターチューブとインナーチューブの間のゴムの部品。名前わかりません。
R0013545.jpg

ボトムナット。
R0013546.jpg



次はダンパー側。上から順番に。
ダンパートップキャップ部分。
R0013547.jpg

これも部品名わかりません。
R0013548.jpg

インナーチューブ内の底に接触する部分。
R0013549.jpg






スペーサーの調整にとりかかる。
エアシャフトアッシーのデフォルトの状態。最初からスペーサーが1個入っている。
R0013539.jpg
この状態では100mmストロークである。

マルゾッキのホームページ(http://www.marzocchi.com/)には
「 Travel change to 120 & 80 w/one spacer assembled & one spacer in the box 」
と書いてあるので、
スペーサーを2個挿入すれば120mmストローク、スペーサーなしでは80mmストロークと考えてしまった。
サスペンションの構造、仕組みも考えてみたがよくわからない。
とにかくやってみるしかない。



一旦、スペーサーとネガティブスプリングを外す。
R0013540.jpg



次に予備のスペーサーを入れる。
R0013541.jpg
挿入したとき、赤印部分で「カチッ」とした手応えがる。



そしてネガティブスプリングとスペーサーを再度挿入する。
R0013542.jpg
スペーサーとスペーサーの間も、同じく手応えがある。
これでスペーサー調整終了した。



各パーツを元に戻して、作業台にサスペンションフォークを固定。
R0013555.jpg
R0013556.jpg
ここでサスペンションオイルを挿入する。
純正オイルの粘度は7.5wtなので同じ粘度のものを用意した。
マルゾッキのホームページ(http://www.marzocchi.com/)では、
エア側・ダンパー側ともにオイル量10mlと書いてあった。
オイルの量を測るのが面倒なので、アバウトであるが、それぞれに約12グラム入れといた。
(オイルの比重は0.8-0.9なので)
エア側・ダンパー側の各キャップを締めてサスペンションポンプでエアを約100psi入れる。
エアをいれないとストロークが確認できない。

ストロークの長さを測ると85ミリ。(スイマセン。写真撮ってません)

逆だったんだ!!
正解はスペーサー0個で120ミリ。1個で100ミリ。2個で80ミリなんだ。
仕方ない。再度分解することにした。



エアシャフトアッシーのスペーサーをすべて外して、ネガティブスプリングのみを挿入する。
R0087.jpg
先程と同じように赤印で手応えがある。



再度組み立てエアを入れてストロークを測定。
R0013558.jpg
ちゃんと125ミリになった。これで作業終了だ。



KONA ONE20 Deluxe に Marzocchi Corsa SL LR を装着してみて家の付近を走ってみる。
後のブログでも報告するが、ROCKSHOK DART2 との性能の違いは歴然だ。
ただ、ロックアウトレバーをロックとフリーそれぞれにしてみて乗り味を比べてみたが違いが感じられない。
ロックアウト機構がちゃんと作動してるんだろうか?
もちろんダンパー機能は作動してるが。
ダンパー側は単に分解して再度組み上げただけなんだが。
これからダート道でロックアウト機構が作動しているか再度確認していこうと思う。

完成編につづく http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-166.html 

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マルゾッキ(Marzocchi)サスペンションフォークの交換(その2)

2011-02-11
Top Page26インチMTBショック
その1からの続き http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-162.html



1. 下玉押しの取り外し



下玉押しの取り外しにかかる。
矢印のところに下玉押しを外すための切れ込みがある。
ROCKSHOK DART2 には、この切れ込みがフォークの前側と後側の両方にあった。
R077.jpg



今回は、ドライバーセットのマイナスドライバーの大きいやつと小さいやつを使用した。
R0013392.jpgR0013386.jpg



最初に小さいマイナスドライバーをフォークの前側の切れ込みにセットして、
先程使用したプラスチックハンマーで叩く。
R0013383.jpg
最初は結構な力が必要かな。しかし、強く叩くとコラムに傷が付くかもしれないので、
微妙な力加減が大事かな。
前側の切れ込みを叩いて、ほんの少しでも下玉押しが動いたら、裏返して、
後側の切れ込みを叩く。前側、後側を交互に叩きながら、この動作を繰り返して少しづつ外していく。
とにかく一気に外そうとせずにコツコツやるのがいいようだ。



ある程度、下玉押しが外れた状態。
R0013384.jpg



下玉押しが、かなり動いたら、大きいマイナスドライバーに交換する。
R0013395.jpg
隙間に大きいマイナスドライバーの先端が入り込める状態になれば、下玉押しは簡単に外れる。
この写真の状態では、ハンマーを横から軽く叩けば、あっさり外れた。
コラムは地面に近いほど微妙にテーパー上に太くなっているので、
一番最初にハンマーで叩くときに力が必要となる。



取り外した下玉押し(裏側の写真)
R0013397.jpg
傷もつかずにうまく外れた。



外したコラムをチェックする。前側は問題なかった。
R0013389.jpg



後側は、見た目には全く問題なかったが、指で撫ぜてみると矢印のところに僅かなバリを発見。
R0013388.jpg
R0013393.jpg
ヤスリでバリを取り除いた。これで問題なく再使用できるだろう。



外したフォークの重量を測定。なんと2.5キロもあった。
R0013391.jpg
いつもの量りは2キロまでしか測定できないので体重計を使用した。



参考までに、新しいサスペンションフォーク( Marzocchi Corsa SL LR )の
下玉押し外しの切れ込みをチェックしてみる。
フォークの後側には切れ込みがあるが・・・・・・・・・
R0013400.jpg



前側にはない。
R0013401.jpg
前後、それぞれに切れ込みのあるフォークと違って、このタイプは下玉押し外しの作業が難航しそう。
強引に外そうとすれば、コラム、下玉押しにダメージを与えるかもしれない。
今回、あっさり簡単に外れたのは ROCKSHOK DART2 に切れ込みが前後それぞれあったためかもしれない。






2. 新しいフォークコラムのカット



用意するものはパイプカッターと作業台
R0013404.jpg
パイプカッターはホームセンターで1000円前後で売っている。これを使えば素人でもきれいに切断できる。
R0013405.jpg
作業台はコーナンで2000円前後で購入した。
写真はセッティングしたところ。



前のコラムの長さが223ミリだったので、あたらしいサスペンションフォークのコラムの長さも
同じ長さにすることにした。パイプカッターをセットしたところ。
R0013406.jpg



パイプカッターをぐるぐる回して少しづつ切断していく。
写真は切断してる最中。
R0013407.jpg



100-200回転させただろうか。5-10分ぐらいかかった。
ハンドルバーならアルミが薄いので、すぐに切断できるんだがコラムは厚いので時間がかかった。
切断直後の状態。
R0013408.jpg



バリを、これらのヤスリを使って取り除いていく。
R0013410.jpg
パイプの外側は下のヤスリを、パイプの内側は上のヤスリを使用した。



ヤスリがけが終わったところ。
R0013409.jpg



ここでサスペンションフォークの重さを量る。
R0013411.jpg
カタログ値は1630グラムなんだが、それよりも軽い。






3. 新しいサスペンションフォークに下玉押しの取り付け
4. スターファングルナットの挿入



用意するものは、まず、長ネジと塩ビパイプ。
R0013402.jpg
コーナンにてM6の長ネジは、100センチと28.5センチの2種類が売っていた。
あらかじめ必要な長さを測っていかなかったため、念のため100センチを買ってしまった。
実際には27センチあれば十分だったので28.5センチを買えばよかったんだが。
長過ぎて後々の作業がやりにくかった。値段は88円。
パイプは普通の塩ビパイプ(口径30ミリ)で一番短いやつでも100センチだった。
製品名は H1パイプW30×100  値段は348円。



スターファングルナット
R0013403.jpg
後でわかったんだが、同じコラムサイズでもスターファングルナットのサイズは、3種類あるとのこと。
アルミコラム、クロモリコラム、コラムの材質によってコラムの厚さが違うためである。
今回は、たまたま合ったが現物合わせしたほうが確実だろう。
なお重さは10グラムであった。



M6ボルト、M6ワッシャー、ヘッドキャップ
R0013418.jpg
これらはスターファングルナットを挿入するときに使う。
後の写真をみればわかるんだが、ヘッドキャップはM6-30ミリワッシャーの代わりに使った。



塩ビパイプをコラムより少し長い長さに切断する。糸鋸で切断した。
R0013415.jpg



塩ビパイプの断端。こう見ると結構肉厚である。
R0013417.jpg



下玉押しの挿入にかかるが、まず、コラムに薄くグリスを塗っておく。
R0013413.jpg



下玉押しをはめて、その上から塩ビパイプをはめて、上からプラスチックハンマーで叩く。
R0013414.jpg
あと少しで下玉押し挿入完了だが、最後の最後はかなり力を入れて叩かなければならない。
塩ビパイプは肉厚なので、少々のことでは割れないだろう。



下玉押し挿入完了した。
R0013416.jpg



次はスターファングルナットの挿入。コラムの下側は写真の通りセッティングする。
R0013420.jpg



コラムの上側はご覧の通り。
R0013419.jpg



あとはスパナでM6ボルトをねじ込むだけ。
最初の羽が入る時だけ、コラムに対してスターファングルナットが垂直になっているか注意すれば、
後は勝手に入ってくれる。
R0013421.jpg
写真はスターファングルナットの二つ目の羽が入るところ。
自分が想像していたよりも、M6ボルトのねじ込む力は必要なかった。



スターファングルナットの挿入が完了した。
R0013422.jpg



M6-30ワッシャーの代わりに使ったヘッドキャップのダメージをチェック。
R0013426.jpg
僅かな傷がついてるが、まあ問題ないだろう。
ヘッドキャップを傷つけたくなければ、M6-30ワッシャーあるいは、それに代わる代用品を
使えばいいんじゃないか。

Marzocchi Corsa SL LR の分解・調整へつづく http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-164.html



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マルゾッキ(Marzocchi)サスペンションフォークの交換(その1)

2011-02-11
Top Page26インチMTBショック
新しく買ったサスペンションフォーク、Marzocchi Corsa SL LR。
コイツを KONA ONE20 deluxe に取り付ける。
R0013399.jpg



KONA ONE20 deluxe にデフォルトで付いてるのは、ROCKSHOK DART2。エントリーグレードのモデルである。
R0013376.jpg



作業にとりかかる。
ステムを外してスペーサーをすべて取り外す。
誰か他の人がハンドルを持ってくれれば別なんだが、
一人で作業する場合はステムのボルトを緩めたまま、再度ステムをコラムに差し込んでおくしかない。
R0013377.jpg
この状態で、プラスチックハンマーでコラムを叩いてフォークを外す。



コラムを外す時は、力を入れながら引っ張って外れることも、たまにあるが、
ほとんどの場合はハンマーで叩かないと外れない。
今まで木槌を使っていたが、木槌の重さが軽すぎるため何回も叩かないとコラムが外れないので、
今回プラスチックハンマーを購入した。
コーナンでは1ポンドと0.5ポンドの二種類のプラスチックハンマーが売っていた。
どっちにしようか悩んだ挙句、重い方がいいんではないかと考えて1ポンドを選んだ。(値段は約300円)
R0013382.jpgR0013423.jpg
1ポンドのハンマーで叩くと2・3発であっさりコラムが外れた。
ハンマーの衝撃ではなく、ずっしりとした重みで外れる感触であり、
1ポンドを選んで正解のようだ。0.5ポンドだったら、何回も叩かなければならないかもしれない。
参考までに1ポンドのハンマーの重量は667グラムであった。



コラムが外れたところ。
R0013378.jpg



ハンドルの置き場所に困るので、荷造りテープを数本使ってフレームに括り付けといた。
R0013379.jpg
ハンドルを完全に取り外すには、シフトレバー、ブレーキレバーを取り外さなければならない。
それも大変な作業なので、応急的にこのようにしておくのが手っ取り早いだろう。



外したサスペンションフォーク。
R00273381 (2)



サスペンションフォークに取り付けられている問題の下玉押し。
R00273381 (1)

これから、厄介な下玉押しの取り外しにかかる。



その2に続く。
http://dts3800.blog117.fc2.com/blog-entry-163.html

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レザイン SHOCK DRIVE を購入(サスペンションポンプ)

2010-01-11
Top Page26インチMTBショック
リアサスペンション ( RockShox Bar 2.1 ) の空気圧の調整。

自転車購入時についていた ROCKSHOK のマニュアルを見ると
サスペンションのエア圧の初期設定は体重65-80キロで設定されていると書いてあった。
自分の体重は58キロなので調整が必要と考えサスペンションポンプを買うことにした。

大阪でMTB用品がそこそこ揃ってる店、ワイズロードに行った。
ワイズロードでは3種類のポンプが売っていた。

レザイン SHOCK DRIVE
トピーク ポケットショック http://www.topeak.jp/pump/ppm04800.html
トピーク ポケットショック DXG(ダイヤルゲージ付) http://www.topeak.jp/pump/ppm04700.html

トピーク ポケットショックは安いが空気圧メーターがないため却下。
レザイン SHOCK DRIVE とトピーク ポケットショック DXGのどちらにするかで悩んだ。
見た目でトピーク ポケットショックにしようと思ったが、
結局、店員さんが薦めるレザイン SHOCK DRIVE を買った。

サスペンションポンプに5000円の出費は全くの想定外であった。



個人的な好みもあるが作りも殺風景で高級感ないように思えた。

商品には一切説明書などはなく空気圧のメーターをどの目盛りで読んだらいいのかわからない。
使ってみるしかない。
まずポンプをリアサスにつないでみると、メーターの読み方に自信はないが75psiであった。
あれー・・・という感じ。
マニュアルには空気圧100-300psiで使用するようにと指示してある。
体重65-80キロの設定とは思われない。
長い間の在庫期間に空気が自然に抜けてたのかと思われた。



ということで最低空気圧の100psiにセッティングした。

この状態では 100psiちょっと という読み方でいいんだろうか??
直感的にはそう思うのだが。
ポンプの説明書に何か説明があればいいんだが。
その後、試しに家の近所を走ってみたが75から100psiの変更の違いは感じなかった。
他の人のブログにも書いてあるがエアスプリングは長期放置してると空気が自然に抜けるらしい。
今回の経験から100%エアスプリングの機能を発揮させるにはサスペンションポンプは必須だろう。



フロントフォークは RockShox Dart 2 w/Turnkey 120mm

残念ながら、こいつはエアスプリングではなくコイルスプリングなので
サスペンションポンプの出る幕がない。

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